サムゲタン食べました~o(^O^)o
ウソです。
いやまあ、食べたことはあるんですがね、参鶏湯。
なんか急激に「サムゲタン(参鶏湯)押し」みたいな状況になってきて、某アニメでは原作だと普通のお粥を病人に食べさせるシーンだったのに、なぜかサムゲタンに改変されて病人に食わせてたり、なんだか「サムゲタンステマか!?」みたいなことになってきてますね。
まあ、こういう状況になるということは、あっちのほうの関係者とこっちの広告屋とかの間で、
「どうぞ参鶏タンをひとつ、よろしく」
てなことがあったんでしょうね。
でもってこれからは「冬のメニューの新定番:サムゲタン!」みたいな感じで猛烈なサムゲプッシュが始まるんでしょうか。夏の料理なんだけど。
■高い・食べにくい・そんなにおいしくない
でもね、どんなにステマしようが広告屋共が「サムゲタン押し」をしようが、サムゲタンを流行らせるのはちょっと難しいだろうと思うの。以下はその理由。
理由その1。材料が入手しずらい。
参鶏湯というのは、鶏一羽丸ごと使って、鶏の腹の中にもち米や高麗人参などの材料を入れて鍋で煮込む料理。鶏丸々一羽や高麗人参なんて、そこらで気軽に買えるものではない。
理由その2。値段が高い。
実際に韓国料理屋等、外で食うと他のメニューと比較しても高いし、レトルト・冷凍食品なども割高。自分で家で作るにも安価に材料を揃えるのは困難。
その3.食べにくい。
内臓を外して材料を詰めた鶏を骨ごと煮込んだものなので、当然、骨を取り除きながら食べる。鳥の骨は鋭いのでノドにひっかかったら大変だ。(それでも熱を出して朦朧としているような人に食べさせるかい?)
その4。そんなにおいしくない。
あーあ言っちゃった。基本的に薄い塩味オンリー(自分で調味料を入れて調節する)で、材料を見れば分かるとおり、若干薬っぽい味がする(薬膳なのだから当然だが)。はっきり言ってそんなにおいしいものではない。それに「お粥と似たようなもの」と言っても使用するのはもち米なので、雑炊のようにサラサラした食感ではなく、もっとベチャッとした感じだ。食感だけならむしろタピオカミルクとかに近い。
まあ、普通の人は話のネタにも一度食えば十分という性質のものだろう。俺もせっかく韓国料理屋に行ったのなら、参鶏湯を頼むぐらいなら別のものを頼む。
「滋養強壮に効く」ということからのイメージなのか、日本の鰻重等と比較して「病人に鰻重を食わせるようなものだ」などと、アニメでのあの演出を批判している人も居たが、参鶏湯は鰻重のようにこってりはしていない。あくまで聞いた話だが、韓国では風邪をひいた時には参鶏湯がいい、と言われることもあるらしい。骨の付いた料理を病人に出すかどうかは文化とか習慣の問題だから、それ自体をとやかく言うべきではないだろう。だが、ここは日本なので「日本で骨(しかも鶏の骨)が付いた料理を病人に出すのは普通なのか?」ってことだ。
■「参鶏湯押し」はキャベツ人形の運命を辿るか
それでも彼らが強引に「参鶏湯押し」を進めるなら、サムゲタンは現代のキャベツ人形になるだろう。
キャベツ(畑)人形ってのは、1980年代の半ばごろに日本に上陸したアメリカの人形だ。当時例によってテレビなどで「アメリカで大人気!」などと大々的に紹介された(実際にアメリカでは人気があったらしい)が、どう見ても日本人受けしないデザインだったため、テレビに煽られて実際に買いに行った人が「不気味だ…」と買わずに帰って来るような物だった。(画像検索閲覧注意)
もちろん、本当にキャベツ人形が好きで今でも大切に所持している人は海外にも日本にも居るし、それは参鶏湯でも同じことだ。
好きな人は好きに食えばいい。ただ上で挙げたような諸々の条件から、日本で流行らせるには無理がありすぎるってこと。
このまま彼らが「参鶏湯押し」を強引に進めるなら、一時的にマスコミを賑わすことには成功しても、その後すっかり忘れ去られてしまい、「そういえば、なんだったんだ?サムゲタン」とか言われてネットのネタになるだろう。
■実は昔からあった「韓流押し」勢力との闘い
依頼もしていないのに、外部のスタッフやらライターやら何やらが、番組企画や記事原稿の中に「日本でも大人気!韓国の○○」みたいな形で韓国のナニカの宣伝を紛れ込ませてくる、ということはテレビでも新聞でもマスコミの場では実はよくあることだった。
そういうことをしてくるヤツが居ると、「どこで人気なんですか?」「要出典」などと赤を入れて突っ返すのがコンテンツを作る者の仕事のひとつだった。
こう書くとまるでWikipediaのイヤな奴みたいだが、「特定企業や商品の宣伝」にならないようにするためには当然のことだ。
ところが、昨今のたとえばフジの「反韓流デモ」のきっかけの一つとなった強引な「韓流押し」の数々は、もはやそのようなチェック行為を、番組を作る上層の者達が放棄してしまった結果だったのだろう。彼らはもう、めんどくさくなってしまったんだろうね。
■「韓流押し」と「日本dis」はワンセット
最近のバラエティ番組のスタッフロールって、リアルタイムでは読めないくらいのものすげえスピードでブワーっと流れて行きますよね。まるで「読まないでくれ!」って言わんばかりに。
で、スローで注意して見ていると、やはりその手の名前は結構多い。
彼らや広告会社の中の「韓流細胞」が、日本で流行らせたいものをどさくさ紛れに強引に執拗に押し込んでいった結果、実体のよくわからない「日本でも大人気!韓国の○○」が日々タレ流されることになるわけだ。
そして、当然のように違和感を持った視聴者等から「韓流ごり押し」などと批判されると、今度は日本や日本人をおちょくるような「小ネタ」を紛れ込ませて「意趣返し」をする。
彼らは自分たちが批判されると、必ず「報復」を目論む。必ずね。
今回の場合、仮に海の向こうのあっちの下っ端のスタッフが勝手にやったことだとするなら、「参鶏湯」を出したことで日本人に猛烈に反発されたわけだから、彼らは何がしかの「報復」をしてくることでしょう。
例えば、さりげなく靖国神社等をおちょくる内容だったり、背景の看板や小物等に「JAP」とか日本人をバカにする隠語を入れる等の「意趣返し」をしてくるなどの非常にみみっちい手段でだ。
「なんだそりゃ?」「そんなことをして何の意味が?」と普通の人ならば思うだろうが、そういう連中なのだから仕方ない。個人的には今回は現地のスタッフが勝手なモノを描いてきたというよりは、参鶏湯を押し込んだ「韓流細胞」はもっと上層に居る者だと思っているが。
自国の商品や文化を他国に売り込む・押し付けるための戦い、――時として侵略――は日々行なわれている。国土を攻撃されたことがほとんどない日本では、多くの人は侵略行為に対しては鈍感だ。攻撃や侵略とは、軍隊と兵器によって行なわれるものばかりとは限らない。
まあ、私なら「どうせならステマするならチャプチェかトッポギをステマしてくれればいいのに」と思うのであります。
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ウソです。
いやまあ、食べたことはあるんですがね、参鶏湯。
なんか急激に「サムゲタン(参鶏湯)押し」みたいな状況になってきて、某アニメでは原作だと普通のお粥を病人に食べさせるシーンだったのに、なぜかサムゲタンに改変されて病人に食わせてたり、なんだか「サムゲタンステマか!?」みたいなことになってきてますね。
まあ、こういう状況になるということは、あっちのほうの関係者とこっちの広告屋とかの間で、
「どうぞ参鶏タンをひとつ、よろしく」
てなことがあったんでしょうね。
でもってこれからは「冬のメニューの新定番:サムゲタン!」みたいな感じで猛烈なサムゲプッシュが始まるんでしょうか。夏の料理なんだけど。
■高い・食べにくい・そんなにおいしくない
でもね、どんなにステマしようが広告屋共が「サムゲタン押し」をしようが、サムゲタンを流行らせるのはちょっと難しいだろうと思うの。以下はその理由。
理由その1。材料が入手しずらい。
参鶏湯というのは、鶏一羽丸ごと使って、鶏の腹の中にもち米や高麗人参などの材料を入れて鍋で煮込む料理。鶏丸々一羽や高麗人参なんて、そこらで気軽に買えるものではない。
理由その2。値段が高い。
実際に韓国料理屋等、外で食うと他のメニューと比較しても高いし、レトルト・冷凍食品なども割高。自分で家で作るにも安価に材料を揃えるのは困難。
その3.食べにくい。
内臓を外して材料を詰めた鶏を骨ごと煮込んだものなので、当然、骨を取り除きながら食べる。鳥の骨は鋭いのでノドにひっかかったら大変だ。(それでも熱を出して朦朧としているような人に食べさせるかい?)
その4。そんなにおいしくない。
あーあ言っちゃった。基本的に薄い塩味オンリー(自分で調味料を入れて調節する)で、材料を見れば分かるとおり、若干薬っぽい味がする(薬膳なのだから当然だが)。はっきり言ってそんなにおいしいものではない。それに「お粥と似たようなもの」と言っても使用するのはもち米なので、雑炊のようにサラサラした食感ではなく、もっとベチャッとした感じだ。食感だけならむしろタピオカミルクとかに近い。
まあ、普通の人は話のネタにも一度食えば十分という性質のものだろう。俺もせっかく韓国料理屋に行ったのなら、参鶏湯を頼むぐらいなら別のものを頼む。
「滋養強壮に効く」ということからのイメージなのか、日本の鰻重等と比較して「病人に鰻重を食わせるようなものだ」などと、アニメでのあの演出を批判している人も居たが、参鶏湯は鰻重のようにこってりはしていない。あくまで聞いた話だが、韓国では風邪をひいた時には参鶏湯がいい、と言われることもあるらしい。骨の付いた料理を病人に出すかどうかは文化とか習慣の問題だから、それ自体をとやかく言うべきではないだろう。だが、ここは日本なので「日本で骨(しかも鶏の骨)が付いた料理を病人に出すのは普通なのか?」ってことだ。
■「参鶏湯押し」はキャベツ人形の運命を辿るか
それでも彼らが強引に「参鶏湯押し」を進めるなら、サムゲタンは現代のキャベツ人形になるだろう。
キャベツ(畑)人形ってのは、1980年代の半ばごろに日本に上陸したアメリカの人形だ。当時例によってテレビなどで「アメリカで大人気!」などと大々的に紹介された(実際にアメリカでは人気があったらしい)が、どう見ても日本人受けしないデザインだったため、テレビに煽られて実際に買いに行った人が「不気味だ…」と買わずに帰って来るような物だった。(画像検索閲覧注意)
もちろん、本当にキャベツ人形が好きで今でも大切に所持している人は海外にも日本にも居るし、それは参鶏湯でも同じことだ。
好きな人は好きに食えばいい。ただ上で挙げたような諸々の条件から、日本で流行らせるには無理がありすぎるってこと。
このまま彼らが「参鶏湯押し」を強引に進めるなら、一時的にマスコミを賑わすことには成功しても、その後すっかり忘れ去られてしまい、「そういえば、なんだったんだ?サムゲタン」とか言われてネットのネタになるだろう。
■実は昔からあった「韓流押し」勢力との闘い
依頼もしていないのに、外部のスタッフやらライターやら何やらが、番組企画や記事原稿の中に「日本でも大人気!韓国の○○」みたいな形で韓国のナニカの宣伝を紛れ込ませてくる、ということはテレビでも新聞でもマスコミの場では実はよくあることだった。
そういうことをしてくるヤツが居ると、「どこで人気なんですか?」「要出典」などと赤を入れて突っ返すのがコンテンツを作る者の仕事のひとつだった。
こう書くとまるでWikipediaのイヤな奴みたいだが、「特定企業や商品の宣伝」にならないようにするためには当然のことだ。
ところが、昨今のたとえばフジの「反韓流デモ」のきっかけの一つとなった強引な「韓流押し」の数々は、もはやそのようなチェック行為を、番組を作る上層の者達が放棄してしまった結果だったのだろう。彼らはもう、めんどくさくなってしまったんだろうね。
■「韓流押し」と「日本dis」はワンセット
最近のバラエティ番組のスタッフロールって、リアルタイムでは読めないくらいのものすげえスピードでブワーっと流れて行きますよね。まるで「読まないでくれ!」って言わんばかりに。
で、スローで注意して見ていると、やはりその手の名前は結構多い。
彼らや広告会社の中の「韓流細胞」が、日本で流行らせたいものをどさくさ紛れに強引に執拗に押し込んでいった結果、実体のよくわからない「日本でも大人気!韓国の○○」が日々タレ流されることになるわけだ。
そして、当然のように違和感を持った視聴者等から「韓流ごり押し」などと批判されると、今度は日本や日本人をおちょくるような「小ネタ」を紛れ込ませて「意趣返し」をする。
彼らは自分たちが批判されると、必ず「報復」を目論む。必ずね。
今回の場合、仮に海の向こうのあっちの下っ端のスタッフが勝手にやったことだとするなら、「参鶏湯」を出したことで日本人に猛烈に反発されたわけだから、彼らは何がしかの「報復」をしてくることでしょう。
例えば、さりげなく靖国神社等をおちょくる内容だったり、背景の看板や小物等に「JAP」とか日本人をバカにする隠語を入れる等の「意趣返し」をしてくるなどの非常にみみっちい手段でだ。
「なんだそりゃ?」「そんなことをして何の意味が?」と普通の人ならば思うだろうが、そういう連中なのだから仕方ない。個人的には今回は現地のスタッフが勝手なモノを描いてきたというよりは、参鶏湯を押し込んだ「韓流細胞」はもっと上層に居る者だと思っているが。
自国の商品や文化を他国に売り込む・押し付けるための戦い、――時として侵略――は日々行なわれている。国土を攻撃されたことがほとんどない日本では、多くの人は侵略行為に対しては鈍感だ。攻撃や侵略とは、軍隊と兵器によって行なわれるものばかりとは限らない。
まあ、私なら「どうせならステマするならチャプチェかトッポギをステマしてくれればいいのに」と思うのであります。
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