64年「宿無し犬」から始まった
【犬シリーズ】は10作まで作られた。この作品で8本目。
シリーズを通して
藤本義一が脚本を手がけている。
ゆえに関西弁の台詞がたってます。
主人公鴨井大介のハジキさばきは回を追うごとに
磨きがかかり、ここでは
ほとんど曲射ち状態。マニアックな兵器も登場する。
テンポのいい台詞の応酬とユーモア、
キレのいいアクションで
田宮二郎の「陽」の魅力が炸裂している。
女にモテて情も厚い、
拳銃を持たせたら天下無敵の鴨井ちゃんは
どういうわけかいつも犯罪に巻き込まれてしまう。
そしてどういうわけかデカも一緒にくっついてくる。
イイ感じにくたびれていて、
どこかフランス映画の中の刑事を思わせる天知茂と
二枚目田宮二郎のからみ((漫才のよう)がなかなか。
作品によって色んな役を演じている
坂本スミ子も準レギュラーといっていいだろう。
ふくよかなからだ(はっきり言っておデブちゃん)と、
ふんわかムードが
ドンパチ路線を和らげるクッション的役割。
人情ハジキアクションとでもいいたい娯楽作。
この作品では
財津一郎、藤岡琢也、小沢昭一がお笑いを飛ばし、
成田三樹夫がびしっと締めてくれる。
財前もいいけど、犬シリーズの鴨井は超人的にカッコイイので、
全部見てしまいたくなる。
1967年 村野鉄太郎 監督作品
脚本 藤本義一 撮影 上原明 音楽 山内正 美術 渡辺竹三郎
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【犬シリーズ】は10作まで作られた。この作品で8本目。
シリーズを通して
藤本義一が脚本を手がけている。
ゆえに関西弁の台詞がたってます。
主人公鴨井大介のハジキさばきは回を追うごとに
磨きがかかり、ここでは
ほとんど曲射ち状態。マニアックな兵器も登場する。
テンポのいい台詞の応酬とユーモア、
キレのいいアクションで
田宮二郎の「陽」の魅力が炸裂している。
女にモテて情も厚い、
拳銃を持たせたら天下無敵の鴨井ちゃんは
どういうわけかいつも犯罪に巻き込まれてしまう。
そしてどういうわけかデカも一緒にくっついてくる。
イイ感じにくたびれていて、
どこかフランス映画の中の刑事を思わせる天知茂と
二枚目田宮二郎のからみ((漫才のよう)がなかなか。
作品によって色んな役を演じている
坂本スミ子も準レギュラーといっていいだろう。
ふくよかなからだ(はっきり言っておデブちゃん)と、
ふんわかムードが
ドンパチ路線を和らげるクッション的役割。
人情ハジキアクションとでもいいたい娯楽作。
この作品では
財津一郎、藤岡琢也、小沢昭一がお笑いを飛ばし、
成田三樹夫がびしっと締めてくれる。
財前もいいけど、犬シリーズの鴨井は超人的にカッコイイので、
全部見てしまいたくなる。
1967年 村野鉄太郎 監督作品
脚本 藤本義一 撮影 上原明 音楽 山内正 美術 渡辺竹三郎
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