【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

インサイドアウトの真意

2019年02月13日 23時19分13秒 | ゴルフ


ことさら スイングプレーンを重要視するつもりもないし
そのヘッドの軌道は「お好み」でいいと思うけれど

インサイドアウト の意味を今一度考えてほしい。

・・・ちょっと 内容は難しい…ですが・・・



これはなぜか・・・というと
この インサイドアウト には
からだの回転と言う意味が多分に含まれているから です。



多くの人は テークバックで右を向きません。
手で トップの位置…らしい所にクラブを持って行くだけです。
にもかかわらず 左は向きます。

インサイドアウト のインサイドは
アドレス時の飛球線に対しての意味合い ですが、
インサイドは ボールよりも自分側
インサイドの量が多ければ ボールからより離れていく
と言う意味も含まれています。

一般論のスイング軌道で『インサイドアウト』は
ボールから自分側に ボールから離れていくところから始まり
ボールに近づいて インパクトを迎え 打ち終わると
ボールよりも自分の反対側に また ボールから離れていく
というコトを指しているのですが、
それが 今の主流のスイングの回転と噛み合っていません。

右を向いていませんから
そこから 回転すると 自分は ボールから離れていくことになります。
多くのスイング動画をご覧になれば
かなりはっきりと見受けられますが、
自称「上手」と言っている人やプロのスイングであっても
ダウンスイング、インパクト以前に
ヘッドはボールに近づいているのに
グリップはボールから離れていく
ヘッドはインサイドからボールに向かっているのに
グリップはボールからインサイドに切り込んでいる
そんな クラブ使いをものすごく多く、
逆に言うと そうでないスイングを見つけるのが大変難しいほど
見ることが出来ます。



そのクラブさばきでは クラブのどこかに支点を作って
テコのように クラブ/シャフト/棒を素早く反転させることが出来るので
加速感が味わえます。
しかし それに伴うからだの回転は
正面の存在しない 動作が始まるとすぐに左向き になってしまいます。

グリップの自分の方、インサイドに引き入れることによって
無自覚的に 体の向きが左に向くコト・・・
それは ある意味、
グリップを引き入れる空間を作っている
グリップを避けている反射行為で
動作としての からだの回転 ではありません。

からだの回転があるから グリップが移動し、そして ヘッドも移動する
であれば
からだの回転によって 体自体もボールに近づき、グリップもボールに近づく
そして ヘッドも・・・ それが 本当の意味での インサイドアウト です。
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◇回転を覚えるのにボールから目を離せ

2019年02月13日 23時12分31秒 | ゴルフ
体を回転させるの苦手、
上手に回転出来ないというゴルファーが
その原因が「単なる勘違い」や
「誤解」から生まれるケースもある。

➡ボールから目を離すな
➡頭を動かすな
単体では決して間違えではないゴルフ標語も
➡ボールから目を離すな
 ☆視界の中にボールをいれておけ という意味で
 ✖ボールを凝視、ボールと目の距離を変えるな ではないし
➡頭を動かすな
 ☆頭は軸になる背骨の延長線上の後頭部で
  顔や目ではない

まあ どちらかというと
体を回すのがあまり得意ではない
上手に回転できない人は 素振りだけでも
ボールから目を切ってしまう方がいいだろうし、
(ボールを見ないで 視線を切ってしまう)
慣れてしまえば ボールなんかロクに見なくても
大きな違いはない。
ボールを見ないで、体の向き通り/胸の向き通りに
顔を動かした方が 体はムリなく回せるので
慣れは必要ではあるけれど、メリットの方が多いとも言える。


実際にボールを打つときは見る…としても
この理屈というか、感覚は覚えておいて損はないと思う。



まず一つ目
スイング動作の軸になるのが背骨なのは
だいたいイメージがつくと思う。
その背骨は「理由」があって前傾姿勢➡傾きがあるので
その背骨の延長線上は
「お尻の真下ではない」 ということ

その2
同じく前傾姿勢というのがあるので
もしも 練習というか、ドリルで
骨盤~胴体の向きの変更通りに
ボールから目を切って、顔を動かして素振りしてみると   顔というか、
例えばおでこは この赤い円に沿って動く位
大きな移動である ということ

その3
これも同じく前傾姿勢があるので
体の向き通りに顔を動かすと
傾きがあるので
アドレス時よりも
 目の位置は微妙に高くなる ということ

そう考えていくと
ボールに平面上の遠近という意味でも
高低上の遠近という意味でも
アドレスの位置を比べると
目の位置は結構ボールから離れていく のが
分かると思う。

そう考えてみると
自分のスイングは 目とボールの距離が一定過ぎて
それが「うまく体を回せない要因」になっている
本来は テークアウェイの度合い、深さによって
立体的にボールから目は遠くなる(離れる)筈なのに
その距離が近すぎる のに気付くのではないだろうか

だから 素振りだけであっても
ボールから目を離せ というのは 二重の意味があるんだ。
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