始めの一歩 の部分で 間違えやすいので是正しておきましょう。
とても大切な イメージ です。
特に現代は 弾道計測や映像など
一見 科学的、物理的な参考があるので 余計にそう考えがち
(→どうゴルフクラブを動かすか) ですが、
スイングとゴルフクラブの関係は
「人間が どうゴルフクラブを動かすか」 ではなく
「人間が どうゴルフクラブに動かされるか」 です。
それは 良くも、悪くも、 です。
確かに ゴルフクラブ、クラブヘッドがボールを打ちますが、
クラブがボールを打ってくれる のではなく
クラブに動かされて 自分が打つ のです。
良くも、悪くも、です。
例えば…ですが
市販ドライバー ヘッド重量 190g / シャフトの硬さ 240cpm
悶絶ドライバー ヘッド重量 240g / シャフトの硬さ 140cpm
50g重たいヘッドに 100cpm柔らかいシャフト
比較すれば ヒモのようなシャフトが付いていますから
この重たいヘッドで シャフトのしなりで ボールを弾いて打つ
と考えている限り、悶絶からは脱しません。
重いヘッド、柔らかいシャフトの方が より
打ち手が動かされやすい に過ぎません。
これは 市販のクラブを使っていても規模の違いはあっても
基本は同じです。
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馬鹿の一つ覚えのように 「遠心力を増やせば 飛ばせる」と信じていれば
その遠心力 という ボール方向でも、打球方向でもない
別な方向に引っ張られる力を消すために
その反対方向に一生懸命体を引っ張る動きを 必然として行います。
挙句の果てには 体を上に蹴るんだ という まるでまじないのような
トンでも理論まで飛び出します。
クラブの基礎効果、基礎性能を利用して
自分が上手く動くには その“時期”が重要になります。
遠心力を利用する場合、
必ず ヘッドの方が低くなった時 クラブを動かそうとしますね。
クラブは 1mの棒で、グリップとヘッド、
端と端で極端に重さの配分が異なります。
極端に重さのある
ヘッドの方が グリップよりも高い位置関係にある時 のみ
そのクラブの効能を利用することが可能です。
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ヘッドの方がグリップよりも低くなった時、
低くなっている時期は 特にその重さは
良い形では人間に作用しません。
ですので ヘッドの方が低くなった時、低くなっている時期 に
クラブ、特にヘッドを動かそうとすれば
その分 体の動き は止まることになります。
打ち手でクラブを利用できるのは
ヘッドの方が高くなっている時期 だけ で
その時に その重さを利用して
人間の動作を促進、助力させるのです。
ヘッドの方が高くならないスイング法 では
正直、クラブに何か期待するのは無駄でしょう。
クラブ…は高くなりましたが グリップに対して ヘッドは… → ヘッドの重さがグリップに作用する位置関係になっていません。 形、型だけを追いかけると こんなスイングになります。 まあ 有り余る体力、強靭な肉体、痛みに鈍感であれば お好きにどうぞ です。