【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

こすり球 ってなんでしょう?

2020年09月11日 17時21分20秒 | スポーツ

 

OGPイメージ

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります

 

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります

 

 

こすり球 というと
おそらくほとんどの人は右回転、スライスのコトをキャスト_大_Moment
指すと信じていますが、
曲がる、曲がらないは別として
直接的には、弾道に右回転が入ることが
飛ばない原因やミスを誘発する原因ではないのです。
ヘッドスピードや体力に関係なく
飛ばせる人、こすらない人は
右回転が入っていても ボールは飛ばせます。

キャスト_大_Moment(2)
ロフトが必要以上に付いている
ロフト効果が付いてしまうコトの
副作用、おまけとして右回転が付いてくるに過ぎません。

例で言うと
5番アイアンには そのロフトなりのスピン(こすり)が入ります。
👉5番アイアンを8番アイアンのロフト、もしくロフト効果で打てば
当然、3番手分、約15度分位余計にスピンが入ります。
そうなれば 本来の5番アイアンの距離は出ません。
これをこすり球と言います

もう一つのケースでは
8番アイアンを 5番アイアンの入射角度 で打ってしまうと
今度は高さばかりが出て やはり飛ばない こすり球になります。
コチラのケースの方が多いかも知れません。
✋フェースローテーションを意識している人はこちらですね



ロフトには その角度分、縦の回転を増やす効果 とともに
ボールをより高く打ち出す効果 があります。

ただ ボールを高く打ち出す効果は
フェース面のロフト角度だけではなく
ヘッドの入射が緩くなることによっても発生します。

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ロフト角度そのものが増える効果
入射が緩くなってしまう効果
この複合がこすり球です。


ヘッドの横の動き 
アウトサイドインとか、インサイドイン と
こすり球は直接関係にはないのです。


飛ばないことの主の原因である『こすり球』
ヘッドの横の軌道で治そうとしても 全く無意味
全く効果がありません。  むしろ悪くなるというか
より問題を複雑化していきます。

問題は フェースが右を向くことでなく
〇それに伴って ロフトが増えるコト
〇そのクラブの長さ以上に 緩い入射角度になるコト
〇体ではなく腕で振ることになるので体力勝負なコト
〇モーメントの低いショットになってインパクトの重さに弱いコト

なのです。


そこを履き違えて何万球練習しても解決しません。
だって。。。90度 縦横治すことが間違えているんですから。。。




✋そして こすり球の代表的な打ち方が
 「フェースローテーション」 です。

先にも書いた通り
フェースローテーション打法は
5番アイアンを より緩い入射角度 より大きなロフト で打つので
スピードを上げたとしても 距離を伸ばすのが非常に困難です。

ヘッドスピードを 2ms上げられた としても
フェースローテーション打法では 必ず
ヘッドスピードを上げた分 より入射が緩くなり易く、
より大きなロフトになり易い ので
ただ 数値としてヘッドスピードが上がる だけです。

スナップショット 1 (2013-10-12 12-11)


ショップにある弾道計測機やシュミレーションマシンでは
確かに ボールスピードやスピン、打ち出し角度によって
距離が算出されますが、 商売上 そこには
空気抵抗の減算式は加えられていません。
弾道計測機では飛んでいる「筈」なのに 現場では飛ばない…
のは 当然と言えば当然なのです。

コメント
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