【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

悶絶クラブ 柔らかいシャフト編➂

2023年05月14日 21時50分29秒 | ゴルフ

質問「柔らかいシャフトで覚えられるコト というのが
 あるそうなのですが、それはナンでしょう❓」
店主「多くの人、もしかしたら ほぼ全員と言えるかも知れません。。。 
 誰かに教わった、と言う訳では無いと思うのですが、
 シャフトの役割は ヘッドを動かすためのモノ、
 ヘッドでボールを弾くため ヘッドを動かすモノ、
 と思っていると思います・・・が・・・
 シャフトの大きな役割は グリップを動かす為のモノ
 です。」

からだの軸イメージ


質問「ええええ!! そうなんですか?!」
店主「ハイ。 打撃の悩み、向上を目指すのに
 多くの方は インパクト時の ヘッド姿勢にコダワリますが、
 空振りをしない限り、🥎の位置は動かないのですから
 ヘッドとボールの位置関係は ある程度、決まっています。
 にもかかわらず 飛距離や弾道、方向や曲がりなどが
 異なるのは ヘッド姿勢を決める👉グリップの位置 が
 異なる訳で、注意するべきは グリップの移動、位置です。」
質問「そう言われれば 確かにそうですね。」
店主「例えば、ですが、よく言われる
 ハンドファーストのインパクト
 多くの人は スイング技術としてハンドファースト
 に『する』モノと思っていますが、
 それは シャフトの仕事 と考えて良い と思います。」

質問「シャフトがやってくれるんですか❓」
店主「準備 は要りますが、
 ハンドファーストという結果は
 シャフトが作ってくれるモノ
 です。」

店主「ヘッドの重量、長さなど
 出来るだけ近いモノで シャフトの硬さ/柔らかさ だけ
 異なる二つのモノを 交互交互に打つと
 柔らかいシャフト の方が
 ダウンスイングからインパクトにかけて
 グリップを押す、ハンドファーストを作り出そう とする、
 チカラが「大きく」働きます。
 それに比べ、硬いシャフトの方が その「押す」チカラは
 弱く、何もしてくれないに等しく感じると思います。」
質問「打ち比べてみると 確かにそう感じますね。」
店主「多くの人は今まで打ったことの無いような
 柔らかいシャフトを打つと
 初っ端、スライス、より大きなスライス になるのです。
 グリップが「
ハンドファースト」の方に押されている、
 しかし、フェースやロフトが開いているので
 その開きが〈押されたコトにより、より増えた〉結果です。
(参考映像)ヘッド「は」振らない_Moment(参考映像)ヘッド「は」振らない_Moment(2)(参考映像)ヘッド「は」振らない_Moment(3)(参考映像)ヘッド「は」振らない_Moment(4)







店主「ですので シャフトにグリップが押されるコト を
 踏まえた上で それによって起こる ヘッドの遅れ が
 ヘッド、フェースの開き にするのでなく
 ロフトの立ちになる「準備」に変えれば良い
のです。
 そこで シャフトの ハンドファーストになる手伝い機能を
 拒否するのは 勿体無さ過ぎます。」

質問「なるほど。強いショットに必要な ハンドファーストは
 シャフトによって押されるグリップによって作られる。
 今までの ヘッドの遅れ を フェースの開き に
 していたモノが増幅されてしまうので より強いスライスに…。
 ハンドファーストになる機能は利用して
 ヘッドの遅れを フェースの開きにしない準備を変えれば
 良い
というコトですね。」
店主「その通りです。
 ココが大きなポイントなのです。
 自分のチカラ、ヘッドスピードで より強いインパクト、
 ぶ厚いインパクトを造るには 理屈上…ですが、
 ボールを上から打ちたい、
 そして、そのボールを上から打つ分、ロフト姿勢を立てたい、
 それを 半ばオートマチックでシャフトは造ってくれます。
 それが 本来のシャフトの役割 です。
 機能する 👉普通にしなる シャフトで「あればですが。

✋シャフトがある程度、柔らかければ、ですが。
 その ヘッドの遅れをロフトの立ち に換えれば
 基本的なショット、スイングとしては一旦完了なのです。」

質問「しかし、スライスが出た時点で
 あ、これは自分に合わない …で
 柔らかいシャフトは切り捨てられてしまう、のですね。」
店主「そうです。 実は正しい道 だったのに
 その入り口だけ泥道(悶絶)で始まる、だったのです。」

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🌞あきひこ先生から学ぼう⛳

2023年05月14日 15時51分07秒 | スポーツ

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悶絶クラブ 柔らか~いシャフト編②

2023年05月13日 19時28分54秒 | ゴルフ

質問「シャフトはしならせて、しなり戻して使え、
 と言う言葉を聞きますが、どうなんでしょうか❓」
店主「柔らかいシャフトで シャフトをしならせて
 しなり戻して弾いて打つ そういうイメージが
 有るかも知れませんけれど、
 それって どちらか、というと
 しならない~硬いシャフトを無理して使うための手段で
 放っておいても しならすことの出来る硬くないシャフト
 では ちょっと効率の悪い、無駄な打撃になりますね。」

質問「そうなんですか❓」
店主「そう思います。
 ゴルフクラブは構造上、
 シャフトのしなりには クラブのねじれが付いて来易いです。
 開き=しならせ(写真上で言うと左回転/半時計廻り)
 閉じ=しなり戻し(右回転/時計回り)
445TL-5-1
 ドライバーのインパクト、であれば
 時間にして 1/2500秒 しか
 ヘッドとボールは接触しませんから
 フェースの、ヘッドの回転では
 同じようなインパクトを造るのは大変しんどいですね。」

質問「ですよね…ですよね。」
店主「にもかかわらず、それをしなければ。。。
 というのは そのまま、硬くてしならないシャフトを使っている、
 から 致し方なくする。。。というコトにつながります。」

質問「これからゴルフを覚えたい方や女性向き では
 なさそうですね。」
店主「です。 また、体のどこかに故障や痛みがあり、
 それを悪化させたくない、傷めたくない方は
 ハードタイプ、硬いシャフトは避けるべきでしょう。」

Rさん バルブは開ける方向にお願いします_Moment

質問「硬いシャフトを使うのと 柔らかいシャフトを使う
 のでは 何が最大の違いになりますか❓」
店主「本来、どちらにも違いがないのですが、
 まずは ヘッドの感じ易さがかなり違うと思います。

質問「どちらが感じ易いですか❓」
店主「これも実験したコトがあるのですが、
 全く同じヘッド(重量)、同じ長さ で
 シャフトの硬さ だけを 50cpm違う二つを使うと
 例外なく 50cpm柔らかい方が ヘッドを感じ易い。」
質問「確かに そうですねー。」
店主「で、今度はシャフトの硬さ、長さは同じにして
 ヘッド重量だけを30g重くすると
 当然、30g重い方が「重く」感じるのですが、
 30g重くしたモノよりも 50cpm柔らかくなったモノ
 と方が ヘッドの増量感は強くなります。

質問「えーー そうなんですか!」
店主「ハイ。 ですので
 柔らかいシャフトのクラブの方が スイング中、
 ヘッドの位置やヘッドの姿勢などを 感じ取り易く
 スイング造り には良いですし、
 即効性 としては オーバースイング抑止には
 とても良いですね。」

 2021-12-06_22-21-54_Moment(4)

店主「スイングのタイプとシャフトの硬さ には
 関係性がある、と言う話をしましたが、
 シャフトが柔らかいモノで覚えられるもの、
 シャフトが柔らかいと理解し易いコト、
 というのが 結構、明白 にあります。


質問「それは なんでしょうか❓」

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🌞🌞初めての玄関からの『こんにちわ✋』

2023年05月13日 18時42分49秒 | スポーツ

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ブリストルパター G 2 試打

2023年05月13日 10時17分24秒 | スポーツ

ブリストルパター G 2 試打

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悶絶クラブ 柔らかいシャフト編①

2023年05月12日 21時38分26秒 | ゴルフ


質問「ハミングバードさんは 柔らかいシャフトを得意、
 専門とされていますが、その経緯はナンだったんですか
❓」
店主「ハイ。簡単に言えば 飛ぶ、飛んだ からです。
 かなり昔になりますが、かなりの延べ人数で
 長期間に渡って テストした結果、柔らかいシャフトの方が
 腕力や筋力などの チカラに頼らず 距離が出る、
 腰痛、ひじ痛など ゴルフによる故障知らずでいられる、
 と言う結果が出たから です。」
【ゴルフスイング】貴方にはどう見えますか❓_Moment【ゴルフスイング】貴方にはどう見えますか❓_Moment(2)【ゴルフスイング】貴方にはどう見えますか❓_Moment(3)







質問「なるほど。
 柔らかい…とは どの位なんでしょうか❓」 
店主「弊社のクラブのヘッドはとても重いモノが多いので
 数値でそのまま 一般的なクラブと比較し難い、ですが、
 市販のクラブ、ドライバーで言えば
 45インチの長さ相当で 硬さ/柔らかさの一つ の目安
 振動数で言うと SR、RとSの間の硬さで 240cpm位でしょうか、
 弊社 には Sとか、Rとか ありませんが、
 一番多く利用されている 硬さ(柔らかさ₎帯 は 150cpm位ですね。」

質問「うぉぉぉ 振動数が 90cpmも違うのですね。」
店主「そうですね。一般的なシャフトの硬さ では
 各フレックス、LとA、A…シニアと考えて良いと思います、
 AとR、RとS、SとX の硬さ差は 10cpmですので
 8~9フレックス分 差がある、というコトになります。」

【SYB EG-05】 プロによる試打_Moment


質問「世に出回る 一番硬いシャフトの数値はどの位ですか❓」
店主「硬い方のシャフトは 安いコストで作るコトが可能なので
 造ろうと思えば 幾らでもイケる と思いますが、
 ゴルフに使用となると 270~280cpm 辺りが限界点だと思います。」
質問「トーナメントに出ているプロも その辺り ですか❓」
店主「海外も含め、男子プロ だと そうですね、
 しかし、最近では ヘッドスピードにあまり関係なく
 250cpm辺りの硬さを使うプロも 結構見受けますよ。
 30年前は プロでも300cpmオーバーのモノを使っている人も
 結構いましたから、かなり柔らかくなった と言えると思います。」

質問「シャフトの硬さ、と ヘッドスピードはあまり関係ない❓ と。」
店主「関係がない、とは言い切れませんが、
 シャフトの硬さはヘッドスピードとの相関関係よりも
 どうクラブを振るのか、振り方、扱い方 と言うか
 スイングタイプによって 好みや選択が異なる 
 スイングとシャフトの硬さの関係は 想像以上に深い と考えた方が
 正解だと思います
。」

質問「あああ、そうかも知れませんが、
 スイングタイプ と シャフトの関係 だと
 選択が難しくなりますよね⁈」
店主「確かに、その通りですが、
 実際の「シャフトの硬さ」にはほぼ選択がありません。」
質問「え? どういうコトですか❓」
店主「普通のゴルファーが選ぶ シャフトの硬さ の 幅 は
 振動数 230~260cpm 位です。
 振動数 ①140cpm ②170 ➂200 ➃230 ➄260
 を打った結果、 240cpmを選ぶのと
 230~260cpmの幅の中で選ぶのとでは意味が違います。
 平均的なおじさんゴルファー にとっては
 240.250.260cpm は シャフトの硬さの上限に近い、
 かなり硬い、かなりハードな硬さ帯 です。
 スイングタイプが異なるかも知れませんが、
 弊社には 実ヘッドスピード 50ms前後の方でも
 ドライバーの振動数 150cpm、または それより柔らかい
 シャフトを使われている方は かなりいらっしゃいます。
 平均的なおじさんゴルファー 背伸びしない数値で言えば
 ヘッドスピードで言うと 40msに届く人は非常に少数です。

【対決】ヘッドの返し派 VS からだの返し派_Moment(3)


質問「そうなんですか⁈」
店主「ですね。現場、コースで ヘッドスピード 40msを超える人は
 希少 と考えて良い程だと思います。
 結果的には 同じ硬さを選ぶ にしても
 振動数 ①140cpm ②170 ➂200 ➃230 ➄260
 と打ち比べた上で 自分に適した、打ち易い、振り易い
 モノを選ぶ のと
 シャフトの硬さのほぼ上限に近い 240.250.260cpm だけを打ち
 その中から選ぶ のは 全く異なります。

 先ほど スイングのタイプ と シャフトの硬さ には
 かなり関係がある、関係が深い と言いましたが、
 シャフトの硬さのほぼ上限に近い 硬さのシャフト、
 20代、30代の男子プロとそう違いの無い硬さのシャフトを
 私のような(50代)年代、それ以上の方が使うのです。
 硬い、しならないシャフトを無理やり使っています。
 その用具のせいで スイング、振り方は決められてしまう、
 と考えても良いと思います。


 私の肌感 では 日本のアマチュアゴルファーの
 使うべきシャフトの硬さの平均値は180~200cpm だと思いますが
 実際の平均値は 240cpmに近いと思います。

 その差 が スイングの悩みやからだの故障
 を生み出している、のは間違いない、と思います。

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🌞あきひこ先生から学ぼう⛳

2023年05月12日 18時45分46秒 | スポーツ

🌞あきひこ先生から学ぼう⛳

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フックグリップになる『理由』

2023年05月11日 23時14分00秒 | ゴルフ

店長「なんて言ったら良いんでしょうか、
 クラブを手で振る、ヘッドを振っちゃう、
 よく言う『手打ち』の最大の欠点って
 グリップだと思います。」

質問「!!!」

店長「手打ちでも若いうち、チカラのあるうち は
 どうにかなるのも 握力の問題が大きい です。

 直接的に手打ちが悪い よりも
 手打ちをしていると『起こるコト』の方が
 問題は大きいんじゃないですかね。

 普通なオジサマおばさまゴルファーの
 スイングを からだの正面から撮ってみて下さい。
 動画でね。

 スロー再生にして
 アドレスの状態からの 初っ端の初動、
 その時の 左手(右打ち)を見て貰いたいんですね。
 かなり多くの人 7割超えるかも… が
 この 左手のローリングでスイング を始めます。
 多少は良いとは思うんですが、
 ソコから勢いを付けようと思うと
 それがフックグリップを生み出してしまい易い✊です。

 フックグリップが悪いとは思いません。
 思いませんが、フックグリップになる『理由』は問題です。

 フックグリップになる理由は
 その 初動ローテーションがし易い からなんですね。
 故に フックグリップに「する」、意図的にしている人 よりも
 フックグリップに『なってしまった』人の方が多いんじゃ
 ないのかな と思います。

 ラウンド中、練習の後半でもそうでしょうけど
 疲労してきて、握力が落ちると
 その 初動ローテーションがし易いように
 必ず フックグリップ度合い は ラウンドで深まります。

 コレは参考例なんですけれど
 一球打っただけで これだけ グリップが変わります。

〇ビフォ~アフター 2023② - frame at 0m4s

 一球です。 
 グリップが深くなった分、
 左手首の深く曲がるようになっています。

 これは当然、疲労が進行するラウンドでは
 より大きな変化になって行きます。

 左グリップを深く握る、フックグリップ度合いが深まる。

 フックグリップが深くなってしまうと
 右手の入るトコロが 塞がれてしまう ので
 左右の密着感が離れてしまい
 両手の握っている『長さ』が長くなります。
 右手が遠く、ヘッドの方を持つコトになります。

 当然、ソレはアドレスにも変化を及ぼし
 ボールの位置がズレたり、
 テークアウェイが浅くなったり、
 アドレスの向きや姿勢にも変化が生まれ、
 それらが ミスを誘発する事につながる訳です。

 フックグリップに『しなくて良い』
 左手の握力に依存しないスイング、クラブ扱い
 を追求していくと、からだの回転で✋ に至る
 そう言う感じだと思います。」

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ゴルフクラブ用語〇バンス(バウンス)

2023年05月10日 22時16分05秒 | ゴルフ

ゴルフクラブの一般的な用語ですが

IMG_0591

ウッドでも フェース面側の角(エッジ)-赤線
 をリーディングエッジ
その反対にある奥側の角(エッジ)-黄色戦
 をトレーリングエッヂ
 またはバンス(バウンス)と呼びます。

そして このリーディング~トレーリングエッヂの幅
 を バンス幅 と呼びます。

リーディングエッヂの中央部が
前(飛球線方向)に出っ張っている(膨らんでいる)モノや
バンスの形状、バンスの幅などは
使い勝手や好みなどもあり
各社、各種色々あって
 その中から選んでいく訳です。

wedge-bounceと同時に
このように
リーディングエッヂよりも
トレーリングエッヂの方が
低くなっている、下方に出っ張っている
その角度を バンス角度 と呼び、
機種によってはバンス角度があるモノ
(バンスソールと呼びます)
トレーリングエッヂの方が高くなっている
バンス角度のないモノ(スクープソールと呼びます)
など 色々です。

勿論 これはウッドなどにもあり
それをどう選んでいくかも ゴルフの楽しみであり、
『ゴルフの技術の一部』と呼んでいいでしょう。

4656cec4アイアンで言うと
3番や5番アイアンにも バンス角度は存在し
その角度は 3~5度
ウエッヂのバンス角度は 12~14度位ですので
番手がウエッヂになって行くに従って
徐々に増えていくような形状が一般的です。
写真のモノはアイアンヘッド単体を
地面に置いていますので、ネック部分が前に傾いている分
バンス角度があるという事ですね。

ティーアップして打つショットを除き
ウッドであっても アイアンであっても
地面にあるボールを打つ多くの場合
何らかの形で ヘッドは地面と接触します。
バンスは この接触の度合いを制限し、
かつ ヘッドの姿勢をある一定のモノに整える
修正してしまう機能をもっていますので
上手に使うと ミスショットに寛容な
安定したショットが打てるようになりますから
是非、是非、活用すると良いですし
その活用の仕方がスイングのヒントにも成るでしょう。


バンスの角度は
あれば あるほど 距離がしっかり出やすいウエッヂに
なって… ウエッヂショットは飛ばすものではない
と思うでしょうが、思った距離をある程度しっかり打てた時
ちゃんとその距離飛ぶことが重要で
よくある バンスの少ない サンドウエッヂで8度とか
アプローチ(PS)ウエッヂで6度なんていうタイプは
飛ばない・飛ばさないウエッヂで
ちょっとすると聞こえは良いですが、
必要な距離を打つのに、強く、速く打たなくてはならず
余程練習豊富な人以外危険な安全度の低いウエッヂになります。

アプローチ/PS で 最低10度…本当は12度がいいですね
サンドであれば バンカー専用なら16度以上
アプローチショットと兼用であっても 14度は
あっていいと思います。

バンス角度はある程度しっかりあった方が
絶対に距離の安定 ミスの寛容性が高くなります。


IMG_0496


バンス角度の目安 というか より良い使い方 は
ソールが地面と平行になる形が
理想的なインパクトのClub姿勢です。

バンス姿勢は ロフトを寝かせれば増える訳で
振り子の使い方をすれば
それだけ バンス角は可変に邪魔になる訳です。

bd169146-s


バンス角度・ソールを有効に利用するには
そのバンス角度 シャフトが前に傾いている分の角度で
支点運動・各角度運動を出来るだけしないよう
出来るだけ少なくして 体の回転で
クラブをスライドさせて入れてくるように
心がけて下さい。

adc717b3-s
肩であろうが てさきであろうが
ヘッドを振って ロフト姿勢を変えてしまうような
そんな振り方では バンスは要らないものになってしまいます。

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【フィッティング】そのドライバーを上手く打たせる環境

2023年05月09日 21時13分45秒 | ゴルフ

オーダーメイド、今どきの言葉で言うと
フィッティングって言うのかな、
その 最大のメリット は
全番手 同じ感じで打てるコト
クラブの設定が上から下まで
 ちゃんと流れているコト
 だと思います。

IMG_0478

それがタイミングだったり、
重さのフィーリングだったり、
リズムと関係する硬さだったり、
それぞれあると思うんですけど
結構、重要なのが『ボールの位置』だったりします。

私の経験上、硬さや何かのフィーリングの異なるクラブって
ボールの置き位置が それに相応して
違う場所になり易いんですね。
一般論ですけれど
硬いシャフトだとボールは中(右打ちの人だと右寄り)
柔らかいシャフトだと ボールは外(右打ちの人だと左寄り)

になり易い。
多少、であれば
ドライバーはティーアップしたりしますから良いけれど
ドライバーは左足かかと で
アイアンは アドレスのからだの真ん中よりも中(右打ちだと右)
なヒト とっても多いですよね。

IMG_1487

ソレって タイミングも違うでしょうし、
同じ打ち方って訳にも行かない程の『差』でしょ⁈

また ボールの位置が色々になっちゃう、と
コースでは傾斜などもありますし、
ホールごとに疲労度も加わるから
適正なボールの位置に ちゃんと置けない可能性もあがる。
コースでミスが出ちゃう 大きな原因になるんじゃありません❓

オーダーメイド、フィッティングの最大のポイントはソコ で
全番手が 同じようなタイミングやフィーリング、
同じような ボールの置き位置で打てるコト
だと思うんですね。

ソコ ないがしろには出来ないと思うんですね。

良く耳にする
『自分に合ったクラブ』って言葉がありますけれど
例えば
自分に合った『ドライバー』単品を作った、造れた、としても

そのドライバーを上手く打たせない環境、
ドライバー以外のクラブが
ドライバーとは全く異なったタイミング、
 全然違うボールの置き位置にせざるを得ないクラブ達 であったら
『自分に合っている筈』の そのドライバーは
本領を発揮できません よね⁈



練習場で ショット、スイングの練習をするのって
多くが アイアンやウエッジです。
ドライバーで『スイング』の練習をするのは
余り多くないと思います。

全然違うタイミングの、全然違うフィーリングの
ドライバーとは ボールの置き位置も大きく異なる
アイアンの練習って、
ドライバーのショット精度向上にはつながらない…のでは❓

会田20210701_Moment

逆に ドライバーを上手く打たせない練習 に
なってしまっている可能性は否めないと思うのです。


こんなことを書いていいのか微妙なんですけれど
フィッティングで その部分を無視にしていると
単に 在庫を持たなくて良い 経費効率の良いお客様
単なる注文生産のお客様 になってしまうんじゃ ないですか❓

主にドライバーになると思うんですけれど
ドライバーを上手く打たせる のは
そのドライバーソノモノもそうですけれど
スイング以外にも そのドライバーを上手く打たせる環境
…要するに ドライバー以外のクラブ
って言うのを意識しても損はないと思いますよ。

お店30年近くやって来た、多くのゴルファーを見ました。
個々のスイングの問題やドライバー単品の問題 と並んで
その ドライバー以外のクラブの造る環境 が
ドライバーショットの是非に非常に関係している
と思います。
そして それを解決するのが
 本来の意味での『フィッティング』だと思ってます。

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