《菅原 隆のワンポイントレッスン》
さて、前2回でロットの握り方やリールシートの位置が決まったはずだ。
そこで今回はスリークォーターでキャスティングするにあたり、最も大事な足の位置について説明したい。
それは、この足の位置により全体のキャスティングフォームが大きく変わるからだ。
先ず、『実釣での一般的な足の位置は投擲方向に対し45度がベスト!』となる。
その訳は80度~90度と深く構えれば確かに飛距離は出る・・・
但しこれはキャスティングを有る程度熟知した者がロットを振り切れる位置であって、
初心者や力の無い人は全て右抜け(ロットの硬さにより、硬くなるほど抜ける)となるため、
ある程度練習してからでないと無理(危険)だろう。
その為、実釣では足の幅は肩幅より多少広めに取り投擲方向に対し約45度に構えるのが良い。
何故45度かというと、センターに打つ為にはロットをセンターより多少左側まで振り切らなければならない。
深く構えてしまうと体を開く事が出来ず、左足がセンターを向いたままで体がその方向でロックしてしまう。
すると、自分ではセンターに打っているつもりでも、実際は右方向に向かって振っているのだ。
その為、センター方向に打つには体を約45度に開く必要があるのだ。
殆どの釣り場では足場が悪く、ステップが取りづらい。
この場合、左足を軽く浮かす事で、振るタイミングに入りやすく、
私は岩場でのキャスティング・ステップは全て約45度だ。
又、防波堤や砂浜などでは構えた左足を軽くスライドさせて(野球のバッティングのタイミングみたいな感じ)
それを最初の位置に戻すことでタイミングを取り、更に力強く振ることが出来る。
慣れてきたら岩場でも使うことが出来、この角度が一番実釣に向いていると思われる。
投擲方向に対しほぼ正対して左足をやや前方に出す構えは(オーバースロー)初心者や、
コントロール重視の位置。
この投げ方でも100m前後は簡単に出るし、込み合っている釣り場等では有効な投げ方だ。
そして、更に重要な事はキャストフォームに入った時の重心の位置。
『軽く膝を曲げ、体の重心を左右の足の親指の付け根に掛ける』
この事で更に腰が安定する。
これも遠投する為の大切なお約束となる。
力を入れて足を踏ん張るのではなく、構えた時に少し重心を移動させる程度がベスト。
次回 『全体の構え』
さて、前2回でロットの握り方やリールシートの位置が決まったはずだ。
そこで今回はスリークォーターでキャスティングするにあたり、最も大事な足の位置について説明したい。
それは、この足の位置により全体のキャスティングフォームが大きく変わるからだ。
先ず、『実釣での一般的な足の位置は投擲方向に対し45度がベスト!』となる。
その訳は80度~90度と深く構えれば確かに飛距離は出る・・・
但しこれはキャスティングを有る程度熟知した者がロットを振り切れる位置であって、
初心者や力の無い人は全て右抜け(ロットの硬さにより、硬くなるほど抜ける)となるため、
ある程度練習してからでないと無理(危険)だろう。
その為、実釣では足の幅は肩幅より多少広めに取り投擲方向に対し約45度に構えるのが良い。
何故45度かというと、センターに打つ為にはロットをセンターより多少左側まで振り切らなければならない。
深く構えてしまうと体を開く事が出来ず、左足がセンターを向いたままで体がその方向でロックしてしまう。
すると、自分ではセンターに打っているつもりでも、実際は右方向に向かって振っているのだ。
その為、センター方向に打つには体を約45度に開く必要があるのだ。
殆どの釣り場では足場が悪く、ステップが取りづらい。
この場合、左足を軽く浮かす事で、振るタイミングに入りやすく、
私は岩場でのキャスティング・ステップは全て約45度だ。
又、防波堤や砂浜などでは構えた左足を軽くスライドさせて(野球のバッティングのタイミングみたいな感じ)
それを最初の位置に戻すことでタイミングを取り、更に力強く振ることが出来る。
慣れてきたら岩場でも使うことが出来、この角度が一番実釣に向いていると思われる。
投擲方向に対しほぼ正対して左足をやや前方に出す構えは(オーバースロー)初心者や、
コントロール重視の位置。
この投げ方でも100m前後は簡単に出るし、込み合っている釣り場等では有効な投げ方だ。
そして、更に重要な事はキャストフォームに入った時の重心の位置。
『軽く膝を曲げ、体の重心を左右の足の親指の付け根に掛ける』
この事で更に腰が安定する。
これも遠投する為の大切なお約束となる。
力を入れて足を踏ん張るのではなく、構えた時に少し重心を移動させる程度がベスト。
次回 『全体の構え』