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苫小牧東港・一本防波堤基部付近、受付開始の午前4時には続々と参加選手が集まってきた。
東寄りの強風が吹き荒ぶ会場は冬装備で臨んでも震えが来るほどで、はたして釣りになるのかが心配された。
午前4時30分、競技開始の合図とともに一斉に参加選手たちがそれぞれ狙いのポイントに散って行った!
サーフのメンバーも一段落してから、それぞれポイントを探しに向かった。
勿論日曜日とあって、大会参加とは別に釣りを楽しんでおられる方も多い。
この時期、大型のクロガシラの実績のある会場には札幌の常連さんTさんが早くも竿を出していた。
私が挨拶に行った時に、ちょうどTさんのスピンパワーの竿先が小刻みに揺れた!
ベテランのTさんは糸ふけが出たと同時にゆっくりときき合わせをして魚を乗せた!
水面まで寄せたクロガシラを慎重に手繰り寄せて見事40cmオーバーのクロガシラをキャッチ!
『今日は釣れるよ!俺横にずれるからここでやりな!』
っと私に、優しいお言葉を掛けてくださるTさん。
お気持ちだけ有難く頂きます!
そんな矢先、三脚に有る竿の先が一回、コックン!っとお辞儀した・・・・!
神様は見ていますね~!
Tさん連続ヒット!!
『これなら大会に出れば良かったな~!』っと、Tさん。
表彰台狙えましたね!来年はエントリーお待ちしております!
さて、魚が居るとなると周りも気合が入ります!一斉に打ち返しが始まりました!
皆さん頑張って下さい!!
さあ、私もどこか空いている所で竿を出そうかと浜厚真漁港方面に向かいましたが・・・・
丁度出し風寄りのポイントは更に激混み状態でした。
断念して再び戻り、砂浜のポイントの一つが空いていたのでそこで竿を出して見ます。
左からの強風で飛距離が出ません。
結局一度もアタリを見ることなくメンバーの集合時間が迫り竿上げとなりました。
審査会場に戻り準備に掛かります。
悪条件にも係わらずポツポツと本命ヒットの情報が入ります・・・
今年の優勝カップは誰の手に!
午前11時、審査時間には参加選手全員が揃いました。
貴重な審査魚が提出されます。
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大型は出ませんでしたが、悪条件の大会でゲットしたカレイは貴重です!
一尾 身長+重量 のルールでは長さだけでは勝てません!
そんな中、昨年惜しくも準優勝に泣いた 村辺 祐介 選手が見事優勝に!
優 勝
村辺 祐介
身長:36.6cm
重量:520
点数:886点
僅差で敗れたのは 安藤 智博 選手
準優勝
安藤 智博
身長:37.0cm
重量:510
点数:880点
第三位にはお父さんにサポートされ見事にクロガシラをゲットした 中澤 龍星 選手
第三位
中澤 龍星
身長:35.1cm
重量:440
点数:791点
第四位には 高木 和洋 選手
第四位
高木 和洋
身長:32.1cm
重量:380
点数:701点
全体で提出魚6枚と、かなり厳しい大会となりましたが、上位の二名は二枚ずつ釣り上げており実力を証明しました。
さて、後は恒例の抽選会です!
ハズレ無し! とは言え狙いの景品がゲット出来るか?!
最初の景品が選ばれ、札幌サーフ会長の菅原が抽選箱の中のネームフォルダーを取り出し、名前を呼びます。
その後はランダムに景品が選ばれ、名前を呼ばれた方が次の方のネームフォルダーを抽選箱から取り出します。
そして、ついに目玉のクーラーボックスが!
お見事!
おめでとうございます!
全ての抽選が終わり、最後にもう一つのクーラーが全員の中の一人に抽選されます!
お見事!
最後の最後まであきらめてはいけませんね~!?
全ての催しが終わり、菅原の挨拶で締めくくられます。
最後に素晴らしい選手たちと記念撮影。
皆様、大会参加ありがとうございました。そしてお疲れ様でした!
また来年 《第4回投げ釣りバトル》 が開催できますよう、皆様のご参加を心からお待ちいたします。
札幌サーフ キャスティング クラブ 《投げ釣りバトル》 スタッフ一同。