《菅原 隆のワンポイントレッスン》
前回は『ロットの握り方』について書いたが、
右手(右利き)のリールシートから左手のバットエンドまで何センチ位がベスト?
などと言う声も聞かれそうなので少し触れてみたい。
現在市販されている遠投仕様と言われるロットは、
通常リールシートからバットエンドまで約800mm前後が主流となっている。
キャスティング大会等、競技仕様は別として実釣では800mmもあれば十分だ。
と言うのも実際の釣り場でリールシートを長めにして大きく振れる場所は皆無と
言っても等しい。
リールシートを長くする事で、拾いからスウィングするまで大きく振らなければ
飛距離に繋がらないからだ。
要するにリールシートまで長いと、支点を中心として力点を引きづらく、
飛距離を出すためには支点を回転させなければ作用点が大きく回らないのだ。
それをするためには更に足の位置から腰の溜め、胸、肩等、個々に振れる体制を
準備しなければならず、それを説明しだせばキャスティングモードに突入するので、
今回は実釣と言う事で割愛する。
実際の現場では一日に何十投もする。
そして、岩場等では足元もおぼつかず後ろの垂らしさえ満足に取れないのが
殆どだ。
だからコンパクトに振り抜くことが必要条件となる。
その為現場ではバットを余し(10~15cm)振ることも少なくない。
私の身長が約180cmと大柄でも実釣では700mmもあれば十分と言うことになる。
一時、遠投するにはリールシートまで長いほうが有利と書いたことがある。
だが、現在では一部のキャスティング競技の種目や振り方を除き、実釣や
競技でもある程度の長さ(600mm~800mm)が有れば十分だと考えるようになった。
但し、ロットの長さ、硬さ、シンカーの重量が増せばそのロットに合った最良の
バランスにあわせるのがベスト。
むやみに短ければ良いと言う物でもない。
又、実釣やキャスティング大会等でよく目にするのが『押して引く』動作だ。
リールシートが長い為体をうまく使えず、脚がロックして『押して引く』動作を
するキャスターが多く見られる。
これはあまり薦められない振り方で、キャスティングにしても実釣でもロットを
振り抜かなければ飛距離が出ないのはどちらも同じだ。
次回は『③足の位置を決める』
前回は『ロットの握り方』について書いたが、
右手(右利き)のリールシートから左手のバットエンドまで何センチ位がベスト?
などと言う声も聞かれそうなので少し触れてみたい。
現在市販されている遠投仕様と言われるロットは、
通常リールシートからバットエンドまで約800mm前後が主流となっている。
キャスティング大会等、競技仕様は別として実釣では800mmもあれば十分だ。
と言うのも実際の釣り場でリールシートを長めにして大きく振れる場所は皆無と
言っても等しい。
リールシートを長くする事で、拾いからスウィングするまで大きく振らなければ
飛距離に繋がらないからだ。
要するにリールシートまで長いと、支点を中心として力点を引きづらく、
飛距離を出すためには支点を回転させなければ作用点が大きく回らないのだ。
それをするためには更に足の位置から腰の溜め、胸、肩等、個々に振れる体制を
準備しなければならず、それを説明しだせばキャスティングモードに突入するので、
今回は実釣と言う事で割愛する。
実際の現場では一日に何十投もする。
そして、岩場等では足元もおぼつかず後ろの垂らしさえ満足に取れないのが
殆どだ。
だからコンパクトに振り抜くことが必要条件となる。
その為現場ではバットを余し(10~15cm)振ることも少なくない。
私の身長が約180cmと大柄でも実釣では700mmもあれば十分と言うことになる。
一時、遠投するにはリールシートまで長いほうが有利と書いたことがある。
だが、現在では一部のキャスティング競技の種目や振り方を除き、実釣や
競技でもある程度の長さ(600mm~800mm)が有れば十分だと考えるようになった。
但し、ロットの長さ、硬さ、シンカーの重量が増せばそのロットに合った最良の
バランスにあわせるのがベスト。
むやみに短ければ良いと言う物でもない。
又、実釣やキャスティング大会等でよく目にするのが『押して引く』動作だ。
リールシートが長い為体をうまく使えず、脚がロックして『押して引く』動作を
するキャスターが多く見られる。
これはあまり薦められない振り方で、キャスティングにしても実釣でもロットを
振り抜かなければ飛距離が出ないのはどちらも同じだ。
次回は『③足の位置を決める』