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お早うございます、信です。
昨日は忘年会の酒が残って、久しぶりに重い二日酔いで、酒が抜けるまでずいぶん歩きました(笑)
4人出席予定でしたが、1人は夫婦揃って微熱と頭痛とのことで、3人となりましたが変わらず息災を祝いました。
何と私より先輩の方は、まだしぶとく働いておられました。
予報では昨夜のうちから温度が下がり、厳しい寒さの朝を迎える筈でしたが、思ったより寒くはありません。
我が家の室内はまだ20℃以上あり、これから寒くなるのでしょうか。
さて今日は秩父の古刹、三十四札所の一つ西善寺のご紹介です。
秩父で一番古く、大きな楓があると云うので行ってみました。
場所は横瀬町、国道299号の根古屋橋を渡ってから、右折して在所に入ります。
長閑な田舎町でした
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どこかで見たような石碑。
武甲山の登山口や、二十丁目にあった御嶽神社の案内と同じです
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昔はここが登山口だったようです。
程なく西善寺の境内へ
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歴史を感じる石仏です
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當山の草創は鎌倉時代初期(1200年頃)一人の旅の僧侶が武甲山の麓にお堂(根岸堂)を建立したことに始まります。
文暦元年(1234年)十三人の権者によって秩父盆地に三十三観音霊場が成立。當山も十一面観音を御本尊として三十一番札所に定められます。※秩父札所の成立年代は諸説あります。
恵心僧都作と伝えられている 十一面観世音菩薩は【別名 持山観音】と呼ばれており十一面観音では珍しく坐像です。
秘仏であり非公開ですが12年に1度 午歳に御開帳されます。これは文暦元年が甲午(きのえうま)歳であったことに起因すると伝えられています。
これが噂の大楓
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朝廷と貴族からの寄進や庇護で幾多の大伽藍を有する西国礼所 源頼朝に始まる鎌倉幕府の庇護のもと発展した坂東礼所 。
そして武甲山をはじめ三峰・両神・慈光三山を基に修行者の修験道場として発展した秩父礼所。
それぞれ規模や歴史の差はありますが300年後には日本百観音霊場として成立し広く知られていくようになります。
懐に六地蔵
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鎌倉幕府が成立し北条政権へと安定を迎えた頃、京都や鎌倉を中心に臨済宗が興隆しはじめます。
さらに室町時代になると多くの優秀な禅僧が登場し全国へ広がり始めます。
秩父にも鎌倉円覚寺の白涯寛正禅師が熊谷直俊公の招請に応じて応安元年(1373年)圓福禅寺(幻住派)を開山されます。
以後、道場として多くの弟子を育成し白涯禅の本派として発展しました。一時は末寺が300もあったそうです。
本堂の前から
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白涯禅師亡き後、圓福寺三世となっていた竹印昌岩禅師が長興寺(五番)を開山し続いて寛正元年(1460年)西禅(善)寺を開山されます。
禅宗寺院でありながら阿弥陀三尊仏を御本尊とした背景は、おそらく元々古くから浄土思想が庶民に信仰されていてお堂が存在していたこと、根古屋城下には複数の寺院が建立されていた、または建立されつつあったこと、見事な若々しいカエデがあったこと、それらを受け入れる禅宗の柔軟さがあったことによると考えられます。(西善寺hpより)
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コミネカエデと云うようです
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寺務所、中に「喝」の大文字
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樹齢六百年のコミネカエデ
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武甲山がすぐ目の前ですが、逆光で撮れません
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明日も秩父札所八番 西善寺を続けます。
撮影日: 11月19日
撮影場所:秩父郡横瀬町 西善寺
それでは皆様、ご機嫌よう。
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