東西圧縮回流記

仙台青春風の旅 ブーメランのように 

SS女子会 クリスマスイブ 山本五十六

2011-12-25 | 仙台・東北

Sendai-Setagaya連合のSS女子会(と小生が勝手に名前をつけた)が現在、ヨーロッパに遠征中だ。皆さん、ヨーロッパのホワイトクリスマスを楽しみたいという。カミさんも行ってしまった。ということで、今年のクリスマスイブは残されてしまった。

そこで、今年は気になっていた東映映画『聯合艦隊司令長官 山本五十六』を見に行った。山本五十六海軍次官は三国同盟や米国と戦争することは日本を破滅に至らせると反対だったようだ。太平洋戦争が始まる前に聯合艦隊司令長官となった。真珠湾攻撃では直前に宣戦布告を強く念を押した。「武士は例え夜討ちでも相手の高枕を蹴飛ばしてから斬りかかる」。時の政府中枢の意図や外務省、ワシントンの日本大使館のミスがあったようだ。軍人は命令と規律で動く。優れた軍人は破滅するまで戦争をせず、講和に持ち込む。これは日露戦争の児玉源太郎など「坂の上の雲」でも同じだ。

現在の原発の放射線低線量率除染と食品の集団ヒステリーは、三国同盟に浮かれていた戦前の一般大衆とマスコミの狂奏曲と雰囲気が驚くほど似ている。リーダーは相互依存が強く協調のみ、雰囲気で政治判断し、戦略的な事実の基盤を持ち合わせない。マスコミは扇動し、大衆もこれに呼応し閉塞感を外部に転化し狂走する。戦争は一旦走り出せば、男は家族や国を守るために銃をとって戦うのが宿命だ。そんなことが起きないように経済的、軍事的な対策を講じるのが政治だ。みんな冷静になって自分たちのこと、社会と国のことを考えよう。

さて今年のイブはお決まりのお散歩と少しのバーボンで閉めました。
Silen night ! Holy night !
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