2024年10月27日(日)の衆議院総選挙で自民公明の与党は過半数割れとなりました、
公明党は党代表が落選、
予想よりも厳しい国民の審判です、
(NHKHP「クローズアップ現代」より転載)
裏金問題にお灸をすえた、というカタチですね、
これが日本人の良きバランス感覚と言って良いんじゃないでしょうか?
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スペックとしては、終盤の『2000万円』問題がとどめの一撃だったみたいです、
非公認の候補者所属の自民党支部に2000万円の選挙資金を支給していたことが10月23日に発覚、
(NHKHPより転載)
SNSでの選挙関連キーワード検索数の推移、
『2000万円』が急上昇、
それまで『まあ大目に見てやろうか』と思っていた無党派層も、
『こいつら、ホンマに反省しとらんな』と察知、
(だれでもそう思いますわな)
これはお灸や!!という事になったのかもしれません、
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全体の投票率は53.85%、戦後三番目の低さ、
無関心・あきらめというより構造的な政治離れのような気がします、
年代別の詳細な投票率データがまだ出ていないようですが、
18・19歳の投票率について一部の投票区を抽出調査した結果が43.06%だったという記事があります、
せっかくもらった選挙権の多くは行使されなかった、
ま、日本はとりあえず、上辺では平和?という事のような気がします、
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さて、与党が過半数を確保出来なかったため、今後の政局は不透明になりました、
米英のような2大政党政治と違い、決定的な勝者のいない今回の衆院選、
現在の各党の動きは、
自民党は引き続き政権を担当するために動いています、
まずは無所属・非公認当選者の党・会派への引き入れ、
通常なら当然の行動ですが、今回はこれまた非難の的になるかも、
裏金問題で離党または公認されなかった4人が自民党会派に入りました、
他に自民党候補を破った2人も会派入り!?なんじゃそりゃ?
復党ではなく会派へ入るというカタチ、
石破さんは国民の審判を受けて当選した議員の追加公認を明言していましたが、
世論の非難をかわすために追加公認はしなかったようです、
如何にも昭和の政治、
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そして、28議席(前回9議席)と躍進した国民民主党への連立アプローチ、
早々に連立政権への参加は無いと玉木さんが明言したものの、
所得制限引き上げ政策の実現(現行108万円⇒178万円)と引き換えに、
議会運営協力は視野に入っているようです、
これは政治的取引ではなく、政策実現という正しい行動のように思えます、
(ポストのためなら政治取引ですが、そうではない)
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保守党の百田さんも連立には加わらないと発言、
自身が首相になれるなら考えるとの事^^)
ジョークとしてなら面白い、
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一方の立憲民主党、野田さんが選挙前に公言した通り“政権取り”に向かっています、
国民民主党を含む各党へ、首相指名で野田さんに投票するように求めています、
が、前向きなのは共産党くらいかな?
国民民主党は前述のとおり、政策実現優先で対応、
野党一人負けとなった維新の会も独自の動き、
(前回記事に書いた通り、維新の会は熱量が極端に落ちました)
石破・野田両氏以外への投票を公言しています、
れいわも立憲民主党には冷たい態度です、
でも、烏合の衆にならないようにお願いします、
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仮に立憲民主党を中心とする政権が誕生したとしても、
参議院は自民公明が過半数を占めているので、いわゆる“捻じれ国会”になります、
安定的な議会運営が出来るのか?疑問、
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こうなると、ホントにどうなるのか?
次の政権と議会運営の枠組みは混とんとしています、
NHKでも可能性に言及していましたが、
これらの状況を一気に転換するのが、
いわば“コロンブスの卵”的な枠組みの“大連立”、
すなわち自民党と立憲民主党が手を組んで政権を安定させるという荒業、
今回の場合だと、全政党が協力して議会運営に当たる、というようなものです、
こんなことまで可能性としてはある、
この場合の首相は自民立憲両者以外から出る場合もあるそうです、
百田さん以外でお願いしたいですが^^)
国民の事を一番に考えるなら、これもあるのかもしれません、
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とにかく、自民公明の過半数割れによって、議会運営は大変難しくなりました、
『いわんこっちゃない、だから自民党で良かったやん』という事ではない、
それはご都合主義、思考の停止、
政治改革こそが今回の民意です、
自民公明だけにはまかせられない、という国民の意思表示です、
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でも、議会運営がどうなるのか?まったく予想がつかない状況です、
ここはまずは、政治の原点に戻って、
全党派とも国民のための議会運営を一番に心がけていただきたいです、
議会が政争の場になったりしないように、
駆け引きのための議論になったりしないように、
政治的空転空白がないように、
選挙期間中に各党が訴えてきた、国民がより良い生活を送れるように、
緊迫する世界情勢の中で日本がしっかりと平和国家であり続けられるように、
全党派・全議員が一層の精進をする必要があります、
出来るかな?議員の皆さん、期待しています、期待に応えてよ、
今後の政局、楽しみに観ています、
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