青空と紙風船

就労サポートセンター紙風船の日常をBlogでお伝えいたします

働く仲間とのSST ~スーツ着用のスーツデイ♪より~

2016年04月25日 | 就労訓練

本日の「働く仲間とのSST」は、「上司とのつきあい、同僚とのつきあい」というテーマ。

具体的には、入社して間もない自分の歓迎会を開いてくれるというお誘いに対して、どう受けるか もしくは 断るか。

 

これは、働いた経験のある方は誰しも経験したことがあるのではないでしょうか?

 

「誘いは全てお受けしていたから、断ったことがありません。」というメンバーもいらっしゃいます。

 

ま、ま、そう言わず、その場限りの人間関係にせず長~く良好な関係を築いていくにはアサーティブな方法を身につけていきましょう。

この日はスーツデイでしたので、より職場に近い心構えで練習ができました。

本当に、ただ着るものが違うだけで雰囲気がガラッと変わります。

 

 

アサーティブトレーニングや基礎プログラムでもお話するのですが、私たちが日ごろ感じる「ストレス」というものは、何も嫌な事ばかりではありません。

「嬉しいことも、楽しいこともストレス」になります。

 

言ってみると、「いつもの状態」と違う状態になることは、どれもストレス。

よく風船にたとえられますが、風船を押してみて、圧力(=プレッシャー)がかかったら、押された空気でゴムがのびてパンパンになっていきます。押し過ぎたら割れてしまいます。心は割れないけれど、精神的なバランスが崩れて病気になってしまうかもしれません。

ただし、割れるんじゃなく、手を離したらまた元の風船の状態戻るのであれば、「ストレスを抱えても発散できている、対処できている」ということ。

 

人間関係で断ることなく全て応じていくことは、「その場その時」はまあるく済むかもしれません。

自分でも特に「大きなストレス」とも感じず、数日~数か月~数年過ぎていくかもしれません。

でもある時、身体症状や精神症状で不調が表われるかもしれません。

 

調べてみてもこれといって原因は無いとなると…「ストレスですね」となるかもしれません。

 

人間関係のストレスは日々の積み重なりばかりですから…

できれば日頃から

「自分は本当はどう感じているのかな?」

「自分はどうしたいのだろうか?」

と自身に問いかけてみてほしいのです。

自分を労わることにつながりますよ。

 

メンバーが言っていました。

「練習なのに、緊張しました。」

わかります、わかります。

スタッフも、皆に見ていただくために一度やってみる時、どれだけ緊張することか…

何度もおこなっているし、シュミレーションもしているのに、やはり皆の前で行う時には妙に緊張してしまいます。

早口になっていたり、不自然な動作になっていたり、もしかしたら右手と右足が同時に出ているかもしれません。(緊張しすぎ?)

 

適度な緊張感は大切。

こちらの角度の写真では、ややみんなの素の部分が見え隠れしています。

ちょっとほっとします。

いずみまさこ

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