壇上にあがっておりまして。
写真が無いのです。
なので、今回の発表スライドの表紙を。
今回は就労支援事業所が全国から集まる大会でした。
そこで、紙風船の実践報告をさせていただく……。
もうそれだけで緊張緊張。
でも、いつもメンバーに「緊張をほぐすには」なんて言っていますからね。
掌に人×3も書いたし、ツボも押したし、発声練習もしたし…
やることはやりました。
また、何を伝えたいかも考えました。
就労支援のプロ集団が集まるのですから、通常の報告はもう皆さん知っていること。
なにより、大会テーマである「いきいきと働く姿を求めて」に強くひかれた気持ちを大切にして考えました。
あ、そうだ。
みんなの表情(顔)を届けたい。
仕事に就いたメンバーも、訓練中のメンバーも、苦難にぶつかりながら退職せざるをえなくなったメンバーも、
笑顔だけがいい顔じゃなくて、
苦労している顔。
困難に立ち向かっている顔。
楽しんでいる顔。
先日来られたつくば市からの研修生も言ってくれました。
「メンバーみなさんの表情が明るいですね。楽しんで訓練に向きあっているようですね。」と。
そう思って、ブログ掲載している写真を中心に、たくさんの顔を届けてきました。
同時に、現状と課題。
私が、本当に大切だと感じている「つなぐ・つながる」をテーマにしてみました。
本人の望みを中心とした支援は、言わずもがな。
そうしていくために大切なのは、
「つなぐ・つながる・つなげる。それは、必要な時、いつでも、ずっと。」
発表終了後、何人もの方からお声をかけていただきました。
共感の声が多数。
なによりも、多くの方から「いきいきしていますね」と言われたことが嬉しかったです。
「そうでしょうー、あの写真の△△さんはですね…」と話したくなるのをぐっとこらえてやりすごしましたよ。
でもその中で、厳しいご意見もいただきました。
「ここに集まっている皆さんは、一生懸命取り組んでいる人たち。だから、本人の思いを引き出し、寄り添い、支援すること(点を見出す)、そしてネットワーク(線のつながり)、それは当然のこと。私達はその先の、行政への働きかけ(支援の土台となる面づくり)をしていく必要があるのではないか。」
………その通り。
個人的に意見を言われたのではなく、フロア全体への問いかけとなるご意見でしたが貴重であり、もっともなことでした。
「あ痛っ」と思いましたが、ここは私の強みであるしつこさ(=何があってもあきらめない)を出しまして、
懇親会のときにあらためてご挨拶&意見交換&ご助言いただいて参りました。
いずみまさこ
追記:今回発表にあたり、事例報告の許可をいただいたメンバーAさん、本当にありがとうございました。
ご協力に心から感謝申し上げます。
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