これは思っていたのと全然違っていたけど、戸田恵梨香さんの永野芽郁ちゃんの2人を観ているだけで楽しめたのでそれだけでも満足と思いながらも、何か、しっくりしないというか、それだけではもったいないような気もする作品だった。
廣木隆一監督によれば、“一番大事にしたかったのは説明よりも、感情の置き方”ということだけど、いやいや説明だって大事なのではないか、確かに“説明セリフ”は要らないけど、絵がきっかけで結婚することになった2人のその後がその場その場の展開で繋がりがなくて、俳優さんたちの熱演だけが印象に残る作品だった、原作の面白さは伝わってきたので、ちゃんと読んでいればもっと違う見方ができたのかも。
永野芽郁ちゃんの子供時代を演じた落井美結子ちゃんは大収穫だったけど、廣木隆一監督作品としては「あちらにいる鬼」に続いてこちらも自分には不発弾で残念(^^;
☆あらすじ☆
女子高生が自宅の庭で死亡する事件が起きた。発見したのは少女の母で、事故なのか自殺なのか真相は不明なまま。物語は、悲劇に至るまでの過去を母と娘のそれぞれの視点から振り返っていくが、同じ時間・同じ出来事を回想しているはずなのに、その内容は次第に食い違っていく。
※映画.comより
キャスト
戸田恵梨香
永野芽郁
三浦誠己
中村ゆり
山下リオ
高畑淳子
大地真央
吹越満
高橋侃
落井実結子
監督
廣木隆一
115分
G
T・ジョイPRINCE品川9 18:50〜観客10人程/190席
