続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「恋人はアンバー」(2020アイルランド/アスミック・エース)

《1990年代アイルランドの保守的な田舎町を舞台に、期間限定で恋人のふりをすることになったゲイとレズビアンの高校生を描いた青春映画。監督・脚本は「CURED キュアード」のデビッド・フレイン。》

これは自分がゲイであることを受け入れられない男子高生と、レズビアンであることを隠している女子高生が偽装で付き合うことになってからの微妙な心の変化が描かれていて、演じた俳優さんもチャーミングでよかったんだけど、観ているうちに2人とも高校生に見えなくなってしまって困ったというか、題材的にも良かったのに時々睡魔に襲われてしまってせっかくのシーンを見逃したところも多かったので、ちゃんとした機会があればまた観直してみたいかも。

それにしても、今から30年ほど前にようやく同性愛が違法でなくなったとはいえ、その2年後のアイルランドではまだ厳しい状況で、高校生同士でも差別や偏見で居心地の悪い思いをしている様子はリアルだったけど、隠しているアンバーより、自分でもそのことを受け入れられないエディの方がよりその偏見や差別に加担することになるような気がして切なかったので、偽装しながらもお互いにかけがえのない存在になっていく様子が気持ちよかった、2人のその後も見てみたい。

☆あらすじ☆
アイルランドで同性愛が違法でなくなってから2年後の1995年。同性愛者に対する差別や偏見が根強く残る田舎町で暮らす高校生エディは、自身がゲイであることを受け入れられずにいた。一方、エディのクラスメイトであるアンバーはレズビアンであることを隠して暮らしている。2人は卒業までの期間を平穏無事に過ごすため、周囲にセクシュアリティを悟られないようカップルを装うことに。性格も趣味も正反対の2人だったが、時にぶつかり合いながらも悩みや夢を語り合ううちに、互いにかけがえのない存在となっていく。
※映画.comより

キャスト
フィン・オシェイ
ローラ・ペティクルー
シャロン・ホーガン
バリー・ウォード
シモーヌ・カービー

監督
デビッド・フレイン
製作

原題  Dating Amber

92分

PG12

TOHOシネマズシャンテ2 19:10〜観客4割程/201席





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