続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「ザ・ウォーク」(2015米/ソニー・ピクチャーズ)

“1974年、ワールド・トレード・センターのツインタワー間で空中歩行を成功させたフランスの大道芸人フィリップ・プティの実話を『インセプション』のジョセフ・ゴードン=レヴィット主演で映画化。『フォレスト・ガンプ/一期一会』などのロバート・ゼメキスが監督を務め、命綱なしで空中闊歩に挑んだ男の孤独な闘いを迫力ある映像で描く”

もう、マジでドキドキハラハラ、手に汗握るとよくいうけど、こんなに汗を握ったのは初めて!

高所恐怖症の人にはオススメできないけど、さすがロバート・ゼメキス監督、娯楽映画のツボを押さえながら、当時の社会情勢なども盛り込んで若者の夢や、もうひとつの主役とも言える今はもうないツインタワーへの敬意を描いていて胸が熱くなった。

主人公プティを演じたジョセフ・ゴードン=レヴィットは実際にプティ本人にワイヤー・ウォークを教えてもらったんだそうで、そのまま軽業ができそうな身のこなしで説得力充分、「千年医師物語」での記憶がまだ新しいベン・キングズレーがこちらでも若者を導く師匠の役で出ていたのも印象的だった。

確か、この話は「マン・オン・ワイヤー」というドキュメンタリーにもなっていて、調べてみたら2009年の7月に観ていて、そちらの方は、プティの仲間たちが撮りためていた1970年代の16mm映像なども織り交ぜられていて当時の空気感や街の様子なども見られたのも収穫だったとメモしていたので、また観てみたくなった。

というか、このドキュメンタリーを観たのが、今はなくなってしまった新宿高島屋にあった、もとIMAXシアターだったテアトルタイムズスクエアだったのもなんだか感無量だった。

ストーリー
1974年、世界一の高さを誇ったワールド・トレード・センター。フィリップ・プティは高さ411メートル地上110階のツインタワーをワイヤーロープ1本でつなぎ、命綱なしの空中闊歩に挑む。そこには世界でただひとり、プティだけが体験した景色があった。


原題 THE WALK

123分

監督
ロバート・ゼメキス

出演
ジョセフ・ゴードン=レヴィット
ベン・キングズレー
シャルロット・ルボン
ジェームズ・バッジ・デール
クレマン・シボニー
セザール・ドンボイ
ベネディクト・サミュエル
ベン・シュワルツ
スティーヴ・ヴァレンタイン

TOHOシネマズ日本橋5 15:35~観客8割程/226席




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