続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「マルタのことづけ」(2013メキシコ/ビターズ・エンド)

“メキシコのアカデミー賞、アリエル賞で作品賞など7部門にノミネートされ、国際的な映画祭でも高く評価されたヒューマン・ドラマ。新人の女流監督クラウディア・サント=リュスがみずからの体験をベースに、余命いくばくもない女性と、遺されようとしている子どもたちの絆のドラマを丹念に描き出す”

最初のうちはとりとめのない会話が続いてぼんやりしながら観てしまったけど、マルタと病室を共にするクラウディアに感情移入し始めてからどんどん物語に引き込まれてしまった。
1人でいる孤独よりも、人と一緒にいて感じる孤独の方がより深いと改めて感じながらも、人といるからこそ味わえるぬくもりも宝物だとマルタに教えられた気がして、温かい気持ちになれる映画だった。

マルタ役の女優さんの渾身ならぬ痩身の演技にも圧倒された。

ストーリー
ひとり暮らしの女性クラウディアは病院で、4人の子どもを抱えるシングルマザー、マルタと知り合う。マルタの家に招かれ、クラヴティアは初めて家族の温かみにふれる。しかし実はマルタは死期が迫っている身。子どもたちのために、彼女は日々を全力で生きる。


原題 LOS INSOLITOS PECES GATO

監督
クラウディア・サント=リュス

出演
ヒメナ・アヤラ
リサ・オーウェン
ソニア・フランコ
ウェンディ・ギジェン
アンドレア・バエサ
アレハンドロ・ラミレス・ムニョス

91分

シネスイッチ銀座1 17:20~観客15人程/273席




名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「映画」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事