きゃ〜、なにこれ、楽しい!
別れた夫婦が娘のスピード婚を阻止するために無理やり会う夫婦の話なんだけど、元夫婦役のジュリア・ロバーツとジョージ・クルーニーが相変わらず魅力的で喧嘩しながらも結局イチャコラの2人を眺めているだけで楽しめたというか、コロナ禍の規制で撮影当初はバリ島で撮影できずに似た雰囲気の風景を探してオーストリアでも撮影されたとのことだけど、その後に規制緩和で撮られたというバリ島の風景も目の保養だった。
娘役のケイトリン・デバーやその花婿になるマキシム・ブティエもスピード婚することになるのも納得の好感度で、ジュリア・ロバーツに一方的に言いよるパイロット役のリュカ・ブラボーも良かった。
“コロナ禍で世界が一変してしまった今、喜びと明るさに満ちた幸福感に誘う作品を”という、オル・パーカーの願い通りの楽しい作品になったのも、当てがきされたというジュリア・ロバーツとジョージ・クルーニーの余裕の演技の賜物かも、エンディングのNG集も必見、バリ島の美しい風景だけでなく、結婚の儀式や衣装、伝統的な料理などバリ島文化も見どころだった。