続・とりあえずの映画鑑賞メモ

花の生涯~梅蘭芳~(2008中国/アスミック・エース エンタテインメント、角川エンタテインメント)

“愛を舞い、愛に散る…激動の時代を愛とともに生きた、天才女形の壮絶なる生涯”

今日は水曜日ですが、旦那の“勉強会”やら色々あって、映画館に行くなら前から気になっていた新宿ピカデリーにしようと決めていたので新宿に向かいました

新宿ピカデリーはシネコンに変わってからまだそんなに経ってませんが、今、日本で一番稼動している映画館なんだそうです。
私が知る限りでは川崎のチネチッタが3年連続日本一とかだった筈でしたが、やはり新宿という場所柄もいいんでしょうね、確かに足を運んで実感しました、人が多いです

で、何故わざわざ新宿ピカデリーに行ったかというと、この作品を独占上映しているからなんですよね

内容は…“京劇の全盛期に登場した天才的な女形・梅蘭芳(メイランファン)の波乱に満ちた生涯を描く”ものですが、前半、青年期の梅蘭芳を演じたユイ・シャオチュンの妖しい魅力にドキドキ、目が離せませんでした

彼はもともとは京劇ではなく漢劇という伝統演劇を学んでいて、映画は初出演、女形も初挑戦とのことですが、是非、2作目、3作目と映画作品に出て欲しいと思いました。

で、問題は後半なんですが、大人になった梅蘭芳を演じたレオン・ライが…なんと谷原章介にそっくりになっていたのが計算違いだったというか、いや正確に言えば、谷原章介がレオン・ライに似てきたというべきか、なんか太めになった谷原さんが出てきたと思ったぜ(笑)

レオン・ライといえば、マギー・チャンと共演した「ラブソング」を観た年にお迎えしたフェレットにもレオンという名前にしたりしてたくらい、一時期好きだったんですけどね、この役をやるにはいささか“妖しさ”が足りないというか、でも、チャン・ツィイーと並んで歩くシーンはさすが二人とも大スターのオーラが出ていてトキメキましたけど

梅蘭芳のことは名前くらいしか知らなかったので伝記ドラマとしても興味深く、時代を描いた大河ドラマとしても楽しむことができました、日本人の軍人役で出演していた安藤政信、六平直政も頑張ってたし

でも、自分としてはやはり「さらば、わが愛/覇王別姫」の方が好きかも、同じ新宿ピカデリーで少し前までニュープリント版で上映していたのに終わってから気付いたのが残念、機会あったらまたスクリーンで観たいです

原題:梅蘭芳
新宿ピカデリー3 19:00~観客6割程/289席

コメント一覧

ルパン
>R&R MANさん

おお、恥ずかしくて書けなかったんですが、実は梅蘭芳って女だと思ってたんですよ(^^;
何故そう思っていたかR&R MANさんのコメントで判明しました、それそれ、たぶん應蘭芳と勘違いしてたのかも、私も「マグマ大使」とかよく観てたし

あ、昭和を懐かしむ話といえば、今日、というか日付が変わったので昨日になりますが、「ほっこまい高松純情シネマ」という映画を観てきましたよ。
詳しい感想は後ほどアップするつもりですが、高松といえば愛媛も近いんですよね、明宝会館とかMANさんも知ってるのかな、なんて考えながら観てました、さすがに「松山タイガー」とか「高松ライオンカン」などの名前は見なかったけどなんか時代を感じさせますね
R&R MAN
「ピカデリー」っつーネーミングには昭和のカジョリ(薫り)がしますけど、ィやっぱ歴史が古いんですか?
うちの田舎では、かつて「松山タイガー」とか「高松ライオンカン」など、アニマルチックな味のある劇場名がチラホラあったニャーなんて思い出してたトコですけど…。

「蘭芳(ランファン)」といえば、物心ついた頃に『マグマ大使』や『プレイガール』などの番組で見かけていた「應蘭芳」ッつーエギゾな女優がいましたが、このシトとは関係ない…ですよね?
すみませヌ、昭和を懐かしむ話に持ってっちゃって。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「映画」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事