4月に入っての「雪」
北海道 本格的な春はもう少し先みたい。
4~5日前 ゼラニウムの花が咲いた。
プレゼントみたいに突然
きれいだな なんて眺めていたら
気が付くと、もうこんな風に散りかけている。
ゼラニウムは私の好きな植物のひとつで
葉の独特の匂いも
方々に伸びる茶色い茎の感じも
なんでもない素焼きの鉢が似合うところも
並べると何とも言えない味があるとこも
全部全部気に入っている。
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今は冬の真っ最中、どこもかしこも雪だらけ
私の庭も深い雪に埋もれていて
あの恋しい植物たちは
眠っているのか
じっと寒さに耐えているのか
やっぱり(枯れて)死んでしまったのか
死んでいるみたいに生きているのか
死んでしまったけど、土の一部になったのか
朝 窓を開けて目に入る真っ白の雪を
この雪の下に植物なんてあったのかしら
ほんとに存在していたのかしら
日に日に積もっていく雪を眺めながら
私は植物のことを考える。
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なんだか
あれもこれも 煮詰まっちゃって
どうもこうもいかなくなった時には
とりあえず 掃除してみる
あんまり難しいこと考えないで
とにかく 手と体を動かして
必要なものと そうでないもの
(無駄に)執着してるものを 捨ててしまって
なんにもなくなった机の上を眺めて
初めからやり直す
、
とうとう雪が降ってしまいました。
毎年のことですが、
これらの長い冬を思うと、少し気が重いです。
。
わたしの小さな庭にある、たくさんの植木鉢にも
ひらひら雪が落ちて積もって
地面に落ちる雪と、植木鉢に落ちる雪の
その 違い を考えています。
、
今日選んだガラスたちの
その些細な 違い を考える。
、
窓から差し込む光も、
「時間」に 「位置」 を動かされ続ける。
考えても考えてもうまくいかないような時
どうすればいいんでしょう。
なんてことも考えると、
そんな堂々巡りをしている時に浮かぶのは
なぜか 水 のこと。
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川の流れとか、海は広いな大きいなとか
夏の間の水まき、雨のたくさん
私ごとでいうと
バケツに入った水に雑巾入れて絞るその行為
きつく絞った布で、頭の中空っぽにして
アトリエの机をきっちり拭くとか
あとは
のどが乾いたら水を飲んで、猫にもあげて
花たちにもたっぷりあげる。
、
水のことをとりとめもなく考えていると、
なぜだか少し、穏やかな気持ちになってきます。
あの冷たい雪 もとは水である白い雪
だけど、雪ってやっぱりきれいなのです。
思えば春からススキのことばっかり考えていました。
ですから、今年は(わたしの庭に)たくさんのススキを植えました。
あっちにもこっちにもという感じです。
いよいよもって秋になり、空き地のススキは見事であるのに
わたしの?ススキはまだ穂をつけません。
残念です。
こんにちは。
札幌はもうすっかり秋です。
穂を上げたススキが
風に揺らされ
風のとおりに揺らされて
どうどうと揺らされて
その眺めは、たいそう気持ちがいいですよ
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真夜中に、大きな雷いくつも落ちました
何度も しつこく やかましく
「雷のお手本」みたいな大きな音に起こされて
(雷 やっぱり怖いので)
ドキドキしながら無理やりに眠ったんですけど
それから見た夢が なんと「雷」
夢の中特有のねじれた時間と空間のなか
私は朝まで(望んでないのに)
雷を聞き続けるはめに
あぁ しんど
、