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欧陽詢 九成宮醴泉銘碑 臨書
楷書は特に苦手ですが・・・書いてみました。
中国唐時代の碑で、欧陽詢(おうようじゅん)の手になる書は中国書道史上屈指の名品とされる。
631年(貞観5)、唐の太宗は隋(ずい)の仁寿宮(じんじゅきゅう)を修復して、九成宮と名を改めた。
そして翌年の夏、暑さを避けてその地を訪れたが、宮殿の傍らに醴泉、つまり甘味のある水の泉がわき出たという。
それを記念して碑が建立され、勅命によって碑の銘文は侍中の魏徴(ぎちょう)が撰進(せんしん)し、書は欧陽詢の筆になった。
碑の頭部の篆額(てんがく)には「九成宮醴泉銘」とあり、楷書(かいしょ)で1行50字、24行に謹厳に揮毫(きごう)する。<日本大百科全書より>