スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

長谷寺節分会-甘酒づくり

2007-02-03 21:38:13 | 出来事
「長谷寺」は、「源氏物語」や「枕草子」などにも登場し、真言宗豊山派の総本山として、また西国三十三ケ所の第八番札所として多くの方の信仰の対象となっている。

この長谷寺の彼岸講世話人の一人として、昨年秋から寺の行事に参加させて貰っている。

2月3日の節分会に、彼岸講として「甘酒」を振舞うという。
前日からの甘酒づくりもお手伝い。餅米(モチゴメ)36ccを36リッターの水で大釜2つで沸騰させること2時間。火を止めてから米麹(コメコウジ)18リッターを入れ、「甘酒の元」を造る。(麹を入れてから醗酵が始まり、1時間毎に混ぜる作業が一晩続くため、世話人代表が泊り込み。)小生は新米のため、今回は免除されたのだ。

2月3日は8時30分から準備開始。準備物を車に積み本堂近くの広場に設けられたテントまで搬入。早速、昨日造った「甘酒の元」を大鍋に入れ、水・砂糖・塩を加え加熱。擂りショウガもスタンバイ。

晴天、土曜日の休日。例年に比べ人出が多いという。10時から節分会が開始された。本堂では、初瀬観光協会による300円の「福豆」を買うと「くじ」が入っており、「TV・自転車・家庭用品など」の景品が当たるという。例年好評とか。
11時からは本堂広場前の特設舞台で年男・年女が招かれての「豆まき」が始まった。

我々は、10時を過ぎた頃より「甘酒」の振る舞いをスタート。今朝の冷え込みは今年一番で、山深いここでは温かい甘酒が一番である。お参りに来られる方に次々と、注ぐ。

甘酒の振る舞いは、午前中まで。約80リッターの甘酒がなくなった。

2月14日は、「だだ押し」の行事があり、また、お手伝いする予定である。 さて、どんな内容になるのだろうか?


長谷寺・本堂

「甘酒の元」に水と砂糖・塩を加え、大鍋で温めて・・・。

参拝者に甘酒を振舞って・・・。


本堂の特設舞台から豆まきを・・・。


本堂の舞台から見下ろした長谷寺の境内。