スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

願いましては・・・・・!?

2007-02-27 12:33:42 | 出来事
どういうわけか、わが家には「算盤」が、こんなにある。昔、親父が使っていたもの、兄弟達、そして私の・・・・。

こんな算盤をみて、5歳の孫娘とお爺ちゃんの会話。


<孫>
「コレ、何に使うの?」

<私>
「おじいちゃんが昔、計算するとき使っていた ソロバンだよ。」

<孫>
「ソロバン??」 (触りながら・・・)

<私> 「ご破算で、願いましては・・・」(珠をそろえて・・・)

<孫>
「ゴワサン  ネガイマシテハ」 (??)

<私>
「ご破算で・・・・願いましては・・・ 2円な~り 足すこと3円な~り」(パチパチ)

<孫>
「ゴワさんに  何をお願いするの??」 

<私> 「ご破算」というのは、人の名前ではなくて・・・・。この珠を「全部なくすことなんや」。こうして「シャーッと・・・」とすることや・・・。

<孫>
「じゃ 何を オネガイするの??」
 
<私>
「ナニをオネガイ ?」 「ウム!」 「お願い」ねぇ・・・・・。「何だろう?」

<孫>
「おネガイゴト するんだぁ!!」 「これでオネガイを聞いてモラエルンダ」。

<私>
「イャ-、そうでもないんだが・・・」「でも、足したり、引いたり、計算して、答えを出すもので・・・」「計算って、言っても分からないしなぁ?」
 
<孫>
「やっぱり、オネガイしたら、ちゃんと答えてくれるんだ・・・・!!」

<私>
「昔の計算機で・・・」 「計算機っていっても分からないなぁ?」
「ウーム??」「・・・・????」

「願ったら・・・・答えが出てくるなぁ」
「なるほど、うまいねぇ!」
「座布団1枚!!」

<孫>
「・・・・・????」


わが家にある「算盤たち」。捨てることが出来ないのだ。