今日は、真言宗豊山派の総本山、長谷寺・彼岸講として、2月8日から行われていた修二会の最終日に行われる「柴灯(さいとう)」と「だだおし」行事のお手伝いに参加してきました。
午後2時から始まった、仏さんの灯明として焚く「柴灯(さいとう)」行事が本堂前広場で行われ、護摩木が焚かれ、その火の後始末をお手伝い。
更に、その後、日が落ちてから行われた「だだおし」で、青鬼・赤鬼を追いかけた松明(たいまつ)の火の始末だ。
特に、松明(たいまつ)については、参拝者が火がついたままの松明を水を掛けて消すのを待てずに取り合いするのをセーブするのです。 松明を自宅に持ち帰り軒先に掲げておくと、魔除けになることから、奪い合いとなるのです。
特に今年は、人出も多く、危険の伴う奪い合いとなりましたが、無事に終了となりました。
「だだおし」は、昔、鐘をついている際に寺の門が開き、入ってきた鬼を法力で追い出したのが始まりとされ、春を呼ぶ-大和の火祭りとして1000年の歴史があるのです。
手伝いのヒマを見つけて、二つの行事の様子を撮りました。
詳細は、昨年、2月15日の『松明(たいまつ)を背に、逃げる鬼!』 の記事をご覧下さい。
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「柴灯(さいとう)」行事。
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「だだおし」では、青鬼・緑鬼・赤鬼が本堂の回廊を走り回ります。迫力あります。