桜井市太田・天照御魂神社の境内の東端に、葉っぱを落とした「マルバヤナギ」がありました。
木肌と、幹から出た枝の先端をみて調べました。赤い色をしています。新芽が赤いために、アカメヤナギとも呼ばれます。
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新芽が赤いため、アカメヤナギとも言われています。
木肌は、やはり柳のようです。
ヤナギ科ヤナギ属。東北地方中部以南、四国、九州に分布し、落葉高木、雌雄別株、樹高10~20m。樹皮は灰褐色で縦に割れています。
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「マルバヤナギ」の葉。
細長い葉の種が多いヤナギ類の中で、この木の葉は丸みのある形をしていることから「マルバヤナギ」の名が付いたのです。また、日本に自生するヤナギ属の中では最も花期が遅いのです。
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ヤナギの木の仲間の中で、4~6本という多くのおしべを持っているのもマルバヤナギだけなのです。
また、花が散り終わってから出る4月から5月に花は葉の展開の後に開花し、6月頃にかけて実の先が割れて、フンワリした白い綿毛をつけた小さな種子が風邪に乗って飛んでいくのです。この飛び散る様子、是非みたいものです。
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マルバヤナギの花。
二股に分かれた太い木の片方が、根元から切られ、足元に転がっていました。台風で折れたのだろうか。でも、ヤナギの木は「風にヤナギ・・・」で、しなやかで折れないものだが・・・。
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この木の根元に生えていた苗木。これが「マルバヤナギ」なのだろうか?
根元付近には、この「マルバヤナギ」の 実生の苗だろうか・・・かなりの新芽が生えていた。2本の苗を引き抜いて持ち帰り、鉢に植えてみた。盆栽に育てたいのだが・・・。
マルバヤナギ(丸葉柳)で、よく知られているのは、広島の爆心地から770mの位置にある「アカメヤナギ」の被爆樹木です。
原爆の爆風、熱線を受けてもなおも生き続けているのです。
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天照御魂神社の境内の東端に、この木は2本ありました。