スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

この枝たちは・・・何に使うの? 

2008-04-05 21:51:53 | 出来事

今日は、急用のため外出できず、桜を巡ることが出来ませんでした。

というわけで、一昨日桜を探して吉野郡下市町小路にある浄徳寺を訪ねたときに見かけた、不思議な形の木の枝についてお知らせします。

本堂の軒下に写真のような形の木の枝が吊り下げられていたのです。
どうも木の枝を繋ぎ、トゲらしきものを枝に挿し込み、加工しているようにも見えます。
そして吊り下げているロープは滑車がつけられているのです。

境内には大きな樹形の「サルスベリ」が植わっています。かなりの古木です。
吊り下げられている木は、どうもこの古木の枝にも思えるのですが・・・これは何のために、どのように使うのでしょうか?
先を急いでいたため、ご住職や村の方に尋ねませんでしたが・・・どうも気になっています。

500年の歴史ある浄土真宗本願寺派(西本願寺)のお寺です。
行事で使うのでしょうか?
  トゲトゲは何故つけてあるのでしょうか?
何故、軒下に滑車までつけて、吊り下げてあるのでしょうか?
不思議なものを見つけてしまいました。

どなたかこの木の枝についてご存知でしょうか?


▲これは何? 何に使うの? どなたか教えて・・・・


▲下市町小路にある「浄徳寺」。


▲境内には「サルスベリ」の古木が・・・。夏になるとどんな花が咲くのだろうか? この木の枝のようにも思えるのですが・・・



桜を訪ねて「談山神社の里」⑫

2008-04-05 13:30:33 | 奈良県・三重県の桜探訪

吉野からの帰途、多武峰・談山神社に立ち寄った。
この神社は紅葉の頃があまりにも有名で・・・春の時期は訪れる人も少ない。
もう少し新緑が輝けば・・・それも美しいのだが・・・。今は、枯れ枝のようで味気ない。
でも、だからこそ今の時期、桜の華やかさがあれば目立つのだが・・・。と思って、訪ねることに・・・。

多武峰観光ホテルの方に「この神社にある著名な桜は?」と聞くと、二つあるという。
一つは、高台にある『うすずみ桜』。この桜は、かなりの古木で頂上部だけしか花を付けないという。
そして残る一つは、ホテル隣の『寒緋桜』。寒緋桜はまだ蕾。これはまだ幼木だ。

教えて貰った高台は、私が紅葉の撮影ポイントとしてカメラを構える高台だ。ちょうどホテルの上側だ。

『うすずみ桜』がどの木なのか・・・教えて貰ったから分かったものの・・。回りのモミジの木と区別がつき難い。
枝ぶりはさほどではないが、背丈20mほどのノッポさんである。蕾の大きさも分からない。ほんとに咲くのかな? と心配するほどだ。

これでは、頂上部分だけ咲かせるのが精一杯・・というのも頷ける。
木を保護するため根元に柵が設けられ、立入り禁止だ。

『淡墨桜』・・・と書くのかな? 散りぎわには特異の淡い墨色になるからと教えて貰った。

対面するところには本殿、十三重塔、権殿が眼下に見える一等地だ。
こんないい場所にありながら、ひっそり咲くのは、モミジ達に遠慮しているのかな?
まあ、こんな桜もあるのです。


▲これが『淡墨桜』だ。右下に十三重塔と工事中の権殿が見える。


▲蕾も分からないが・・・今年、咲くのかナァ。