スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

またまた「桜を訪ねて」 (22)

2008-04-17 09:26:31 | 奈良県・三重県の桜探訪

吉野山・奥千本の桜を訪ねて・・・・

昨日の早朝は宇陀市の「仏隆寺」を訪ねたが、帰宅後も雨が降る気配がない。
予報では夕刻から雨・・・。
では・・・雨が降る前に『吉野山の桜』を見なければ・・・と急遽、午後2時を過ぎてから出発。

上市の吉野大橋を渡って進むと、この時期だけだろうか車の通行規制 が行われ、いつも通る県道15号は通行止め。代わって県道37号を登りつめて「観光周遊道路」の看板通りに進み、中千本、上千本、さらに奥千本へ。

中千本までの桜は既に散っていることは承知していて、奥千本の桜に期待。
「桜に埋まる吉野の山々」という眺めを求めてソロリソロリと進んだのだが・・・。
撮影ポイントの場所には「駐車禁止」の看板・・・・そして後続車に追いたてられ・・・。
観光ポスターの撮影ポイトらしきところを探したが・・・見つからず・・・。

奥千本の金峰山神社付近の道路から桜並木を手前に金峯山寺方面を見下ろすと少しだけ桜色が残っていた。
でも、遠くすぎて私のレンズでは・・・無理。
そして、遅すぎたのだ。桜色が殆ど残ってない。

それでも諦めきれず、少しの空き地に車を停めて、「高城山展望所」に登ってみた。
確かに展望所近くの桜は満開だが・・・・眼下には杉林が広がっていて・・・遠~くの二上山が霞んで見えるだけ。見晴らしは抜群だが。

更に場所を変え、「豊太閤花見塚」へ。ここは秀吉が徳川家康など5,000名を引き連れて花見を催した高台だ。
確かに、西側には上千本から下千本までが一望でき、吉野の土産物店がある街に沿って植えられた桜並木が横一列に眺められる。

でも、でも、ここも遠すぎる。手前の杉林が邪魔だ。
太閤さんが見た時もこんなに杉林が多かったのだろうか? 桜がもっとあったのだろうか?
あいにくの曇天、更に逆光。桜も葉桜に近く・・・・。手前の杉林が目立ち過ぎ・・・。
花見台にしては、遠すぎるのでは・・・と思うのだが・・・。

やはり、中千本が満開の時に、上千本から(奥千本のほうが良いかな?)撮ればいいのだ。(当たり前です。)
ただ、車で行こうとすれば余程の早朝でなければ撮れません。
もしくは、駐車場(1500円)を利用し、登山覚悟で撮影ポイントまで移動することでしょう。

歩くことを拒み、車での移動を決め込んでいる私には、吉野山の撮影は手強い、手強い。
まあ、来年は、中千本の開花に合わせて来ることにしよう。

かなり見苦しい写真になったが・・・・今回はご辛抱願いたい。


▲奥千本からの眺めです。遅すぎました、葉桜が多くて・・・曇天で・・・撮影には私のカメラでは遠すぎました。


▲「高城山展望所」の桜。満開です。


▲下山途中で見かけた桜。晴れていれば、もっと綺麗だと思うのですが・・・。


▲「豊太閤花見塚」から眺めた上千本の一部。


▲手前の桜も入れたいし・・・眼下の金峯山寺方面の桜色も入れたいし・・・。どちらかにすれば良かったのかも・・・。


▲撮影ポイントが分からない。こうなれば、手前に樹木が入っても仕方ない!