スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

日本さくら草・・・・500種

2008-04-30 20:04:34 | 出来事

昨日、関西・花の寺 船宿寺からの帰り際、駐車場係の方に「葛城山のつつじ」の開花状況を聞くと『まだここから見ても山の色が変わってない。少し早いのでは・・・』とのこと。

金剛山・葛城山の麓に位置するこの地から眺めると、つつじが咲き始めると葛城山の一部が赤く染まるという。今日はまだダメとのこと。諦めて、また出直してくることに・・・・。

それならば、もし時間があれば・・・と教えて貰ったのが、「日本さくら草」が見頃を迎え展示されているという「高鴨(たかかも)神社」を訪ねることに・・・。

この高鴨神社は、古代大和の豪族・鴨族の発祥地、その鴨族が守護神として祭った日本最古の神社の一つで、日本全国の鴨神社と鴨と名の付く地名の源なのです。

この神社の宮司さんが、日本さくら草の現存しているほとんどの品種500余種を保存栽培されているのです。
境内には日本さくら草が140鉢ほど展示されていて、その一つ一つに名前が添えられています。

茜空、春の曙、五月晴、朱路潟、花のかんざし・・・・なかなか上手く名づけたものです。名前を見て、花びらを見ると何となく納得するから不思議です。
可憐な花びらが、爽やかな春の風に揺れていました。


▲日本さくら草、140鉢ほどが展示されていました。


▲上左:稚児かんざし、上右:無礼講。下左:一の糸、下右:南京小桜。


▲境内では販売も・・・・。700円、1200円も・・・。


▲「高鴨(たかかも)神社」です。


▲境内の様子です。



関西花の寺・22番札所 『船宿寺』

2008-04-30 18:42:58 | 出来事

昨日は、奈良市内の盆藤展を見終えたあと、御所市五百家(ごせしゆうか)にある「医王山・船宿寺(せんしゅくじ)」のツツジ、ボタン、シャクヤク、白藤など、春の花を訪ねました。

キリシマツツジが目の覚めるような真っ赤な色で満開です。
牡丹も、石楠花も満開です。
まだ椿が咲いています。白藤の花も見頃です。
さすが、花の寺です。

このお寺は、高野山真言宗の末寺で本尊は薬師瑠璃光如来。1200有余年前の神亀2年(725年)行基菩薩の開祖です。
関西花の寺・第22番札所でもあり、老若問わず多くの人達が訪れています。
5月3日には「花まつり法要」も行われ、今は3分咲きの境内を埋め尽くす「平戸つつじ」の大木も満開になるはずです。

山門におられた方に聞くと『毎年、咲く時期が変わります。今年は少し遅いようですが・・・。』とのことで、事前に電話確認が必要ですね。

(医王山・船宿寺 御所市五百家484 <0745-66-0036>)


▲境内の霧島つつじが満開です。


▲霧島つつじ、椿、牡丹・・・花の競演です。


▲霧島つつじと牡丹。見頃です。


▲右:黒ロウバイです。


▲山門付近の平戸つつじは、3分咲きです。


▲見頃は、もう少し先、5月3日の「花まつり」頃が良さそうです。