首から左肩にかけてムチ打ち症の痛みが少し残っていますが、腰痛の痛みはなくなりました。
クルマの運転も出来るまでになり、吉野・川上村大滝方面への用事で出かけました。
途中、国道169号に「蜻蛉の滝」の看板が目に留まり・・・・。
”涼を求める”には、ちょっと時期ズレの話題ですが・・・・蜻蛉(トンボ)の名前に惹かれて・・・。
雄略天皇のヒジに喰らいついた虻(あぶ)をトンボ(蜻蛉)がやっつけたため、天皇が褒め称えこの地を「蜻蛉野(あきつの)」と呼ぶようになり、これより「蜻蛉」の名にちなんで、「蜻蛉(せいれい)の滝」と呼ばれるようになった・・・とか・・・・。
昔の人は、ウマイこと名付けますネ。
涼しくなったとは云え、訪ねる人もチラホラ居て・・・。やはり、観光地なのです。綺麗な滝です。
マイナスイオンが一杯の・・・というか、やっぱり肌寒い・・・。
でも、腰を庇いながら・・石段を登ると、汗ばむ手前で・・・ちょうど良いほどです。
滝の由来は、看板記載を見て頂くとして、60数メートルから落ちる水爆は迫力満点です。
飛瀑には、常に虹がかかり「虹河」と呼ばれている。
また、この滝に文禄年中、大和国主・豊臣秀俊(郡山城主)が投身溺死したところとか。
この滝の美しさについては、本居宣長も菅笠日記の中で、また松尾芭蕉もこの地に足を止めている。
『ほろほろと 山吹き散るか滝の音』
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▲60メートルの落差は、近くからでは一枚に収まりません。3枚目は一つ目の滝壷から更に二つ目の滝壷へ・・・と落ちていきます。
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▲滝に至る道端に、この赤い実が・・・・何の実かな?
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▲由緒が書かれた看板です。