確定申告の時期である。
私も、今年から電子申告(e-Tax)にしようと、張り切って、市役所で「電子証明書(ICチップが入ったカード)」の発行を受け、電器量販店でUSBに接続する「ICカードリーダー」を購入。
電子申告を利用すると納税額から5,000円が差し引かれるというから、費用が発生しても、差し引きお得なのだ。
そして、電子申告にすれば、自宅に居ながらにして申告でき、また証明書添付も毎回必要なしということで・・・かなり便利だ。
国税庁のHPと事前に送られてきたマニュアルを見ながら、e-Taxソフトをダウンロードし、「20年度確定申告書」フォーマットに入力。
オンラインでの「利用者識別番号」の取得をしたのだが、「ICカードリーダー」ソフトのダウンロードがうまくいかない。
去年は、申告会場で手取り足取り教えて貰ったため、今年は既にe-Tax利用者ということで、税務署から送られてきている操作マニュアルを見ながらの格闘です。ところが、実際の操作画面が異なるため理解しずらい。ド素人の私には、パニック状態となりまして・・・・。
まず、「電子証明書(ICカード)」をどのタイミングで差し込んで、いいのか分からない。
というか、「電子証明書(ICカード)」のデータ送信の前に作る「電子証明書・開始届書」を送信するとすぐに「利用者識別番号」が配信されてきた。ン?
じゃ、「電子証明書(ICカード)」は何のために必要なのか? ますます分からない。
何度か、「電子証明書(ICカード)」のデータ送信をしたが、そのつど、「利用者識別番号」が付いて、新しい番号が増えていく。つまりオレという納税者が何人もいることになってきた・・・えらいことになっちまった。
まぁ、こんな状態で、結局のところ自宅からは送信出来ず、確定申告書の所定フォーマットに入力したもの(これは自信あり)をプリントして、今朝から税務署へ。
既に10名ほどが順番待ち、20分ほどの待ち時間。
『どうも、ややこしすぎる。マニュアルと画面を同じものにしてもらわないと・・・。』『市役所での「電子証明書」』発行手数料1,000円、電気店で購入の「ICカードリーダー」2,450円、折角買ったのに・・・・』と、自分のPC知識の無さを棚に上げて・・・・チョット言ってみた。
係の方も申し訳無さそうな顔で・・・・『操作マニュアルを作ったあとも操作し易いように改訂していますので・・・・』とのこと。「いや、それが素人にはダメなんで・・・・。変えないで欲しいので・・・」と・・・・。係の方も苦笑い。
結局、『あとで、桜井納税協会が作った操作マニュアルのDVDをお渡ししますから・・・・それで来年から・・・』ということで、自宅でプリントアウトしてきた申告用紙をチェックしてもらいOKとなった次第。
ところで、何度も送信を繰り返し「利用者識別番号」が何個かあるので・・・心配のため、尋ねると・・・・。税務署のパソコンには届いていないという。では、私が貰った番号はどこに行ったのか・・・。
もう、し~らない!
結局は、10万円ほどの還付金があるので・・・ヨシとするが・・・後日、スターアニスBやCやDさんは・・・未申告なんて通知が来ないことを祈ります。
桜井税務署は、電子申告の利用率アップを目指し、確定申告会場では全てパソコン操作で入力。申告数字がOKならば、隣のパソコンコーナーに案内されて入力(補助員が入力?)していくのである。
さて、貰った「申告の動画マニュアル」だが、桜井市納税協会が桜井税務署の監修を受けて作成した30分もので、動画マニュアルは全国的にも珍しく「順序立てて説明されおり、素人にも分かり易い」と、評判らしい。
まあ、今年の申告は終わっているので、今更役に立たないが・・・。来年DVDを見ながら・・・取り組むことにしょう。今年と同じ画面操作であることを祈りながら・・・。
なお、この動画マニュアルは無料配信されている。興味のある方は、次のところにアクセスを・・・。私のように失敗されないためにも・・・どうぞ。