スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

ご利益願って・・・金運石・・・パイライト(黄鉄鉱)

2009-03-10 17:51:42 | 出来事

ジャンボ宝くじ・・・毎回買いますがなかなか当りません。
カスリもしません。
というわけではないのですが、「金運石」という表示につられて、この「パイライト」という天然石に出会いました。

いつものお店です。何ヶ月かに一度、訪ねては、お気に入りのモノを探すのです。
高価なものは、私のお小遣いでは無理で・・・珍しいモノを探します。

今回は、天然石コーナーに釘付けとなりまして・・・・「菊花石」や「アメジスト」「水晶」が並ぶ中に・・・この石が輝いていました。

店の方によると、この石は勇気が貰え気力がアップするとか。
まあ、気持ちの持ちようで・・・・気力もアップしますから・・・・。

ネットで調べると、黄鉄鉱(おうてっこう)と言われる硫化鉱物の一種です。
英名である「パイライト」は、ギリシャ語の「火」を意味する「pyr」に由来し、この鉱石をハンマーで叩くと火花を散らすことから名付けられたとか。

インカ帝国では、大きなパイライトを磨いて呪術用の鏡を造ったとされ、また現代では気管支炎や肺疾患にも効果があり、血液の流れが良くなるというが・・・。

日本でも、昔、岡山県美咲町の柵原鉱山や宮城県柴田郡川崎町の笹谷鉱山などで採掘されていたとか・・・。
手元の石は、スペイン産と言われていたが・・・・どうなんだろう。

ずっしりと重く、六面体や八面体などの結晶体が寄り集まったもので、鉄よりも硬いのです。
硫黄と鉄から出来ている硫化鉱物で、理想的なものは、硫黄53.4%、鉄46.6%の比率とか。
そういえば、店頭には、硫黄の塊にこの黄鉄鉱がくっついていたのがあった。
その価格は、ウン十万もしていたが・・・。

一見すると金塊のようで・・・・淡黄色の色調は「金」と間違えられることから、「愚者の黄金」とも呼ばれるとか・・・・・。

「金運を呼ぶ石」・・・・時々、触って・・・ご利益がありますように・・・祈ることにします。


▲パイライト(黄鉄鉱)という天然石です。底部にあわせて台座がくり抜かれています。大きさは12cmほどです。

▲表面のアップです。結晶体の寄り集まりで、光が当るとキラキラ輝きます。