昨日は、予報では曇天。時々、夏の雲の隙間から陽射しが降り注ぎ、湿度が高かった。
既に関東では梅雨が明け、関西は来週に持ち越しとか・・・。
今年は、春の桜前線もそうであったが、気象は関東が先行する年なのだろうか。
用事で出かけたついでに立ち寄った明日香村・橘で、蓮の花を見てきた。
蓮池から少し東側には、橘寺があり、寺伝によれば、聖徳太子による勝鬘経講説のときに、蓮の花が天から溢れ落ち、この地に降ったという。
どうも、この関係から蓮を植えたのでは・・・と推測するのだが・・・。
すぐ隣の田圃では稲が植えられており、地元有志が休耕田を利用して管理する蓮池のようである。
池の中央部には観賞しやすいように橋が設けられていて、心遣いが嬉しい。
咲いている花は、暑さと風でしな垂れているが、明日にでも咲きそうな蕾も多く、当分楽しめそうだ。
花を撮るには、早朝か雨が降った後がいいのだが・・・・訪ねたのは午後2時。
時折、風が吹いて花びらを揺らし、ピントが合わせにくい。
蓮池の周囲を汗だくになりながら撮っていると、カメラを提げた同輩が次々と来られる。
今の時期、この地は、連日カメラマンが訪ねるところなのだろう。