昨日は、真夏日の暑さ。小学2年生の孫の運動会を見に行ってきた。
そこで感じたこと。
運動会を催すことによる学校側から周辺住民に対する気の配り方が相当なものだと感じた。
開会挨拶を聞いていて感じられた。
学校の近くに住めば、子供の声は聞こえるのは当たり前。まして、年に一度の運動会。多少、拡声器の声が大きくとも、自転車・車の往来が多くとも・・・辛抱しなくては・・・。
子供は国の宝・・・少子化に歯止めを・・・と言っているわけなのに・・・。
誰が「うるさい!」と言って、怒ってくるのだろう。
父兄の皆さんに対して「ルールを守って欲しい」と、お願い事項が多い。
「自転車は所定の場所に」、とか「生徒席へのスペースには立ち入らないで」・・・など、細かいルール事項が・・・。
これだけ徹底して伝えなければ、ルールは守れないのだろう。
最低限のマナーとかルールを守らない人がいるのだろう。
いや、守らない前に、マナーやルールを知らない人がいるのかも・・・・。
そんな中、駐禁車の移動が放送されていた。
こんなヤカラが居るから、何度も「ルールを守って!」と言われるのだ。
開催に当って、PTAの役員をはじめ父兄のボランティアで、警備や整備をされていた。
「もっと多くの方の協力を・・・!」と、挨拶の中でも言われていたが、このボランティアに参加する父兄が少ないという。
働く親も多い、自分のことで精一杯なのだろうか?
不審者を入れないためにも会場周辺をガードしなければならないとは・・・・最近の世相を表わしている。
生徒たちの昼食は、持参した弁当を教室で食べることになっている。
昔は、応援席の家族とともに、隣の家族の弁当を覗きながら中身を見比べながら食べたものだ。
いつ頃から、変わったのか知らないが、まあ、仕方のないことだと思うが・・・・。
家族との思い出が消えているのが寂しい。
トーナメント方式による「綱引き合戦」。結果は3グループが引き分け。中立・公平が偶然に現れたのも何故だか信じられなくて・・・。
どうも、東側に居たチームが勝つことになる。恐らく、グランドに傾斜がついているのだろう。
小学校6年生は、最後の運動会。
近頃の小学生は立派な体格で、「これで小学生?」。従って、組み立て体操では十分力を発揮してます。6段の人垣・・・なかなか立派な出来栄えでした。
日頃の練習成果を披露した得意げな顔、棒引き競技で負けたくやしい顔、借り物競争で借りるモノがなくて困った顔、一生懸命走り終わってボルト選手の格好をしていた子。
子供達の躍動感溢れる動きを見ていると、コチラまで元気が貰えます。
負けた子の悔し涙に、一生懸命に走る子供に・・・感動して胸が熱くなる私がいました。