昨日、午前中は定期健診へ。毎回、予約制なのだが1時間近くも遅れての診察・・・これも医師不足の影響なのかと・・諦めつつあります。
結果は、良くないものの最悪状態ではなさそうで・・・クスリで血圧を抑え、不整脈にも慣れて・・・血糖値も高め安定(?)で・・・。
安心したところで、昼食を済ませた後、カミさんを連れて「大台ケ原の紅葉」を見に行くことに・・・。
3年前に訪ねたときの感動を期待したのたが・・・。
裾の方は、まだ幾分か紅葉が残っていたが・・・山上に近づくと木の枝が目立つ。
残念ながら、先月の台風で落葉が早まり全山が茶色・・・道路横の吹き溜まりにも枯れ葉が帯状に連なっています。
例年、楽しみにしていた絶景ポイントからの紅葉も、イマイチ。
午後からの逆光であることを差し引いても・・・今回はダメ。
▲今年は出遅れた! 紅葉は終わっていたのだ。
▲紅葉が残っているところを探して・・・。でも例年に比べ、色づきが悪い。
▲感動したのが・・・この残雪だ。アチコチの日陰に見られた。
唯一、感動したひとつが、標高1,580mの駐車場に近づくと現われた日陰に積もった雪。
先日降った雪が溶けないほど寒いのか・・・かなり積もったのか・・・。クーラーを入れながら登ってきたのに・・・白い雪に感動!
横目で雪を見ながら、東大台側の苔を見に行ったが・・・笹の群生に覆われ、見る影もなし。年々、笹が蔓延りつつある。
僅かに枯れた樹の根っ子に、深い緑色の苔が目立っていた。
薄手のシャツでは、風邪をひいてしまうので、途中で引き返し。
▲「ナナカマド」と「苔」。
元気なうちに、大蛇嵓(だいじゃぐら)の絶景を見たいと思っているのだが・・・往復2時間コースに耐えられるか・・・ちょっと心配だ。でも、行きたいところの一つだ。ここの紅葉は格別と思っている。
駐車場にある「大台ケ原ビジターセンター」で聞くと、『昔の紅葉は10月10日頃でした。ところが温暖化の影響か・・毎年遅れてきて・・・。今年は10月20日頃が見頃。残念ながら今年は、台風と突然の寒波の影響で・・・色づきが悪いです。』とのこと。
『事前に問い合わせてもらったほうが・・・いいですよ。』と親切に、電話番号(07468-3-0312)を教えてくれた。
▲ビジターセンターにあったスタンプ。記念に・・・。左:アナグマ、右:ツキノワグマ。近くにいるそうだ。
2007年から西大台地区には入山規制し、予約申込みで認定証を取得。更にビジターセンターで講義を受けなければならなくなったとか。東大台地区は規制除外となっているが・・・。
自然への配慮がされつつあるのです。そのうち、車両規制も敷かれて・・・車では行けなくなるかも・・・。
世界的にも多雨地帯の大台ケ原。道路は先月の台風で崖崩れが見られ、片側規制しながら工事されていた。
毎年、訪ねるたびに見かける光景で、冬以外の季節は工事が続いていそうだ。
▲感動したもう一つが、ニホンジカとの遭遇。写真に撮ることができた。
帰路、道路横に野生のニホンジカが目に飛び込んできた。若い鹿のようで3頭いる。コチラの車を見つめて動かない。しばらくにらめっこ状態。窓ガラス超しにカメラを構えて撮ったのがこの写真。と、すぐ山の上側にも親らしき2頭が・・・。ドアを開け、親鹿にカメラを構えると・・・「ピッー」と鳴き、それを合図に3頭は林の中に逃げていった。
笹と樹皮と新芽を主食として、ニホンジカは増えているのだろう。大きな樹木には防護ネットが張られていて、樹皮が守られている。笹も腹いっぱい食べるほど増えている。ますます鹿が増える環境にある。
鹿も鑑札がつけられているものも居るらしいが、見かけた鹿には鑑札はなかったようだ・・・。
今回の紅葉は、残念だったが・・・残雪とニホンジカが見られたことで良しとしよう。
一昨年は、猿と遭遇した。
来年は、アナグマと会うかもしれない・・・。
▲この山並みが綺麗だ。手前が紅葉していれば・・・もっと綺麗です。
自宅着、午後6時。往復走行134km。今年は残念ながら失敗。
来年こそ、綺麗な写真を撮りたいと思っておりますが・・・。