▲「山法師(やまぼうし)」と「花水木(ハナミズキ)」。
雨が上がって、太陽が顔を出してくれた。
昨秋、あまりにも伸びた枝を剪定してもらった「ハナミズキ」。
花数が少ないうえに、花びらのように見える赤い総苞は、新芽が出るときに霜にやられたのか、クシャクシャになっている。
花のように見える総苞が先にでて、葉っぱが後から出てくる。
もう少し、陽が当たれば、思いっきり広げることができるのだろうか?
▲今年の「ハナミズキ」は、クシャクシャ状態だ。日照不足からなのか? かわいそうな状態だ。
ヤマボウシは、ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属らしい。葉っぱと一緒にハナミズキと同じように花ではない「総包片」なのだ。
ハナミズキは「ハナミズキ炭疽病」に犯されやすいが、ヤマボウシはこの病害の抵抗性を持っている。ハナミズキより強いのだ。
▲「やまぼうし」。葉っぱが出てくるとともにこの丸い蕾が膨らんでくる。6月ごろに淡黄色の花が球状に集まって咲く。白い4枚の花のように見えるのは総包片なのだ。
夏になれば、葉っぱも多くなり、涼しい木陰を作ってくれる。