昨夏の猛暑日が続いため、このセッコク(石斛)も半分が犠牲になった。
何とか全滅は避けられたものの、花の数は少なく、貴重なものとなってしまった。
日本の中部より南部の、樹幹や岩に着生し、白またはピンク色の花が咲く。
漢名の「石斛」(せきこく)を音読みして「せっこく」になったとか。
別名、「岩薬(いわぐすり)」・・・・茎を煎じて呑むと身体に良いとか・・・。でも、呑む勇気はない。
また、記紀神話の医療神である「少名彦薬根(すくなひこのくすね)」とか「長生蘭(ちょうせいらん)」とも言われ、江戸時代より古典園芸植物として栽培されている。
蘭の仲間で、妖艶な花なのです。