スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

春を呼ぶ・・・長谷寺の「だだおし」

2013-02-14 22:11:10 | 大和・飛鳥・宇陀・吉野の里散歩


今日は長谷寺の「だだおし」。
護摩焚きが行われる午後から、彼岸講の一員としてお手伝いです。
あくまでお手伝いがメインですからカメラ撮影は二の次・・・。
鬼が出てきたときだけ、ちょこっと写してきました。



東大寺二月堂「お水取り」の「お松明」と共に大和における代表的な「火祭り」です。
2月8日から行われる法要「修二会(しゅにえ)」の締めくくり行事として、2月14日に行われるのが「だだおし」です。


▲松明の火の粉が飛び散ります。客席にも・・・降りかかってきます。


▲鬼さんの動きが早くて・・・。特にこの鬼さんは、お酒を飲みすぎた(飲まされすぎた)のか、足元がフラフラです。




▲この緑鬼さんは、観客やカメラマンに向って突進してきます。小さな子どもたちはビックリして泣きじゃくっています。


▲鬼さんは、本堂の回廊を3回廻ります。青と緑の鬼に続いて、ひと回り大きな顔の赤鬼が最後に登場。松明もひと回り大きく迫力あります。


鬼を追い散らした松明は、境内の広場に移され消されます。燃え残った松明の木や炭は、無病息災や家内安全になるとされ、手を真っ黒にして奪い合い、拾い集め持ち帰られます。

春を告げる行事・・・・いよいよ大和に春が訪れます。