ご近所から、今日咲いたばかりの「衣通姫椿」を貰った。
小ぶりの可愛い花だ。
淡いピンク色の一重の花弁で、真ん中の蕊が長くて小さな花弁に比べ大きいのが特徴だ。
「衣通姫(そとおりひめ・そとおしのいらつめ)」とは、容姿絶妙で美しさは衣を通しても綺麗だったことから・・・とか。
古事記では、允恭天皇の皇女で、母は忍坂大中津比売命。軽大郎女と同一人物としている。
でも日本書紀では、応神天皇の子稚渟毛二岐皇子(わかぬけのふたまたのみこ)の姫で、允恭天皇の皇后忍坂大中姫の妹としている。
この衣通姫が使ったと伝承される「産湯の井戸」が、近くにある玉津島明神にある。