先日の日曜日は「父の日」。
娘から手作りの「信楽焼」の茶碗(?)と一輪挿し(?)を貰った。
1ケ月ほど前、友人に誘われて滋賀県・信楽焼の陶芸教室に1日赴き、ロクロを回し、何個か作ったそうだ。
窯で焼いて貰ったが、細工した部分が焼き工程で取れていたり・・・乾燥すると縮むことを考えず、小さくなって・・・と、満足していないようだが・・・・私にとっては、形や色など関係ない。
茶碗というより「大きめのぐい飲み」と、「ミニ花瓶」として使えそうだ。
当分は、棚に飾っておくことにしょう。
ロクロ回し・・・娘に先を超されてしまったが、そのうち私も・・・と密かに考えている。
昨日の天気予報は午前曇り一時雨、午後雨。
22日から25日までは大潮。潮干狩りに最適の日です。
ということで、今年二度目の潮干狩り。
まあ、飽きもせず・・・ガソリン代・高速料金、〆て4,500円を使って、高価なアサリ採りです。
どうも、潮干狩りがレクリェーション化しつつあります。というより、一種の病気です。誰も止めるものがおりません。
今回は孫達にはナイショです。代わって92歳の母親を連れての出動です。
出発前は雨が降ってます。でも、荷物を積む時は小雨に・・・。
途中、雨足がひどくなったり、小雨になったり・・・と、運を天にまかせて・・・前回同様三重県松阪市の松名瀬海岸に向います。
着いたときは小雨。既に数台の車が停まり干潟には人影が・・・。
雨具を着こんで・・・採りはじめます。雨はすぐ止んで、陽射しなく・暑くなく・・・あっという間の3時間です。
干潮は11時30分。この前後4時間が勝負です。
採れるポイントは学習済み。腰の痛みで我に返り・・・もくもくと採り続けること3時間。前回より少なめです。これがあるから、雨の日でも採りに来たくなるのです。
満ち潮になりかけた頃、黒い雲に覆われ雷鳴が近づいてきました。
『潮干狩りの熊手に落雷!!』とならぬよう、カミナリに追い立てられるように引き上げました。
今朝のTVで、九州方面のアサリの漁場が「アナアオサ」という海藻の繁殖でアサリが死滅し、また「ナルトビエイ」というエイの異常発生でアサリが食べられ漁場がなくなっていると、報じています。一昨年、昨年と有明海に台風の来襲がなかったため、干潟の砂が留まりアサリ生息の環境が悪化したためとか。
台風の影響・・・つまるところ地球温暖化の影響がこんなところにも現われているのですね。
北朝鮮からのアサリ輸入も途絶え、ますますアサリを口にすることが難しくなりつつあるとか。
貴重なアサリの食べ納め・・・となるかも知れません。
貝は小さいのですが、味が濃くて美味しいのです。
心して、味わいたいと思います。
皆さんに羨ましがられると困りますので、掲載写真なしとします。
飽きもせず・・・・楽しんでおります。
また、行くかも知れません。
大神神社から狭井神社へ・・・そして山之辺の道を北に向うと檜原神社、倭迹迹日百襲姫尊命陵 (箸墓古墳)、大兵主神社(相撲神社)、景行天皇陵、崇神天皇陵、長岳寺を経て、廃・中山寺にたどり着く。
途中、東側に聳える龍王山(585m)を背に、万葉歌碑が建っていた。
道案内の看板に「廃・中山寺」となっていたため、無住の寺と思っていたが、境内に洗濯物が乾してあった。
既に、満開を過ぎた紫陽花が重そうなアタマをうなだれていた。
このお寺の衰退とダブッて見えたのです。
▲山之辺の道に建つ柿本人麻呂の歌碑。
「衾道を 引手の山に妹を置きて 山路をゆけば生けりともなし」
妻を亡くした人麻呂の悲しい心がしのばれます。
▲廃・中山寺の本堂前に咲く紫陽花。
「笹ゆり」を撮りに出かけた「大神神社」と「狭井神社」の境内で見かけたものを紹介致します。
まずは、「大神神社」(三輪明神とも)の拝殿前に準備されていた「茅の輪」です。
これは、6月30日午後3時から催される「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」といわれる祭典のための「茅の輪」という「茅(ちがや):屋根を葺くカヤ」を束ねた輪を3つ作り、この輪をくぐるのです。正月からの半年間に身に付いた罪・災いを清め、残る半年も元気で過ごすことを祈願する神事です。
▲拝殿前では「茅の輪」作りが行われていました。6/20~7/12まで設けられています。
▲「茅(ちがや)」を束ねた輪を3つ・・・。真ん中が杉の木、右は松の木、左は榊の木を表わしているとか・・・・。
▲ゆり園の前に置かれていた「茅(ちがや)」かナ? これが使われているのでしょうね。
ちょうど、3つの輪が作られている最中でした。
本番は6月30日ですが、当日、来られない方のために、6月20日から7月12日まで、置かれているとか。
この「みわの茅の輪」とは、平安時代の『奥儀抄』には「この三輪の明神は社もなく祭の日は茅の輪を三つ作りて岩の上におきてそれをまつる也」とあるとか。
3つの輪の中央は、杉、向って右は松、左は榊とか。この3木は神霊の宿り給う霊木であるとか。
▲①、②、③の順序でくぐるのです。
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▲皇后陛下が昭和50年の歌会始で詠まれた「三輪の里 狭井のわたりに今日もかも 花鎮めすと 祭りてあらむ」の歌碑です。その奥に狭井神社の階段が見えます。
大神神社の北側に位置する摂社・狭井神社には、拝殿の左後ろに、「薬水」が湧き出る井戸があります。
この神社の由来でもあり、この薬水を飲めばいろんな病気が治るということで、遠くから汲みに来られる方もおられる。
昔は、釣瓶で汲んでいましたが、今はボタンを押すと水が出てきます。
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▲拝殿の左後ろにある井戸。いつでも、「薬水」を汲むことができます。
また、手前にはこの湧き出る水の音が聞かれる「水琴窟」があり、竹筒に耳を当てると心地よい音が聞かれました。
私も、その昔、この「クスリ水」を竹の筒に入れて持ち帰り、飲まされた記憶があります。
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▲薬水が湧き出る音が聞こえる「水琴窟」。竹筒に耳を当てると・・・心地よい音が響いてきます。
この神社の正式な名前は「狭井坐大神荒魂(さいにいますおおみわあらみたま)神社」。社伝によれば、創祀は垂仁天皇の時代とか。
また、鎮花祭(はなしずめまつり)が行われこの祭りは、俗に「くすりまつり」ともいわれ、毎年4月18日に大神神社とこの狭井神社で行われます。
大神神社からこの狭井神社までの参道は、「くすり道」とも呼ばれ、参道の両側には色んな薬草・薬木が植えられており、寄進の燈籠にも全国のクスリ関係の会社が名を連ねています。
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▲参道には色んな薬草・薬木が植えられていて「くすり道」と表示されています。
また、三輪山(標高467m)は大神(おおみわ)神社の神体山で、禁足地となっていますが、この狭井神社の社務所に申し出て300円納め、注意事項を守ることを誓うと登山が許されます。境内の右手の参道を登り、頂上に至り祭祀遺跡の「磐座(いわくら)」があります。
私は、まだ登ったことがないため、今年あたりチャレンジしようと思っております。
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▲狭井神社の境内から大神神社のご神体である「三輪山」の頂上に登ることが出来ます。この左側の柱連縄をくぐると三輪山に登る入り口です。1本道で、この場所に帰ってきます。この狭井神社に届け出、注意事項を守る必要があります。
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▲登るには、この注意事項を守らなければなりません。
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▲参道には、紫陽花が咲いていました。
明日は、「山之辺の道」を北に向かい、廃中山寺に向います。
大神神社(おおみわじんじゃ)の「笹ゆり園」を訪ねたが、既に遅し。咲いていたのは2.3本のみ。
仕方なく、大神神社の手水舎前や近くの大神神社摂社の狭井神社(さいじんじゃ)に咲いている笹ゆりを撮ってきました。
▲大神神社の「笹百合園」は、遅かった。咲いていたのは2.3本だけ・・・。
▲淡いピンク色が綺麗です。
▲手水舎の前に咲いていた笹百合。やはり、葉っぱは笹の葉のようです。
▲拝殿下、階段の左側に咲いていた笹百合。ここは、満開で見頃です。
▲石垣に笹百合・・・似合ってます。
▲蕾もいいものです。
▲狭井神社の御神水の音が聞かれる「水琴窟」の横にも咲いていました。
▲狭井神社の階段手前にも、植えられていました。