最近の梅雨空で家に居ることが多くなっています。
暇つぶしで役に立つのは、レンタルDVDと読書。
レンタルは、返さなければなりませんから、期限内に観ることになります。
でも買ったものは、そのうち観れる・・・いつでも読める・・・ということで、いつまで経っても、そのままで・・・。
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ということで、レンタルしてきたのは、次の作品です。
まず最初は、『感染列島』。 (09年1月 全国東宝系公開)
新型ウィルスの感染拡大の過程が描かれ、実際の社会や人々に与える影響・・・まさに現実味を覚えるものです。
最近、感染者が増え始めている「新型インフルエンザ」・・・。イザ、家族が自分が・・・新型インフル感染症にかかった時、冷静な対応が出来るだろうか?
今も、定期的に行く病院の駐車場に、新型インフルエンザ患者を診る緊急診察用テントが張られ、ものものしい姿がある。
いつも、「このテントにだけは、入りたくないなぁ!」と思いながら・・・この近くに車を停めているのです。
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次は、『まぼろしの邪馬台国』。(08年11月全国東映系公開)
邪馬台国を独自の視点で研究した盲目の文学者・宮﨑康平とその夫人の夫婦愛を描いた作品です。
邪馬台国所在地論争の点でも気に成る作品で、夢が脹らむ作品で・・・さらに言えば吉永小百合ファンとして見たかった作品なのです。
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余談ですが、国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)の研究グループが、古墳時代の始まりを示す箸墓(はしはか)古墳(奈良県桜井市)は240~260年に築造されたと日本考古学協会の研究発表会で報告(個人的見解との注が付くが・・・)されてもいる。247年頃とされる邪馬台国の女王・卑弥呼の死亡時期と重なるためとか・・・。
邪馬台国所在地論争・・・詳しくは知りませんが・・・興味のあるところです。
また、「銅鏡100枚」が魏から贈られたとする『隋書』の記述を裏付けるかのように、畿内の黒塚古墳(奈良県天理市柳本町)から「三角縁神獣鏡」33枚が見つかっています。
この「三角縁神獣鏡」つながりで言えば、次の『鹿男あをによし』です。
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▲鹿男あをによし オリジナルサウンドトラック<ポニーキャニオン>も発売されてます。
ということで、『鹿男あをによし』 。(08.1.17~3.20 フジテレビ放映)
万城目学(まきめ まなぶ)さん原作のファンタジック・コメディーなのです。こんな著者は名前すら知らなかった。でも、面白い。
地元・奈良を舞台に、知っている処が綺麗な画像で登場します。
「鹿」や「三角縁神獣鏡」、「奈良駅」「飛鳥駅」「黒塚古墳」「高松塚古墳」「東大寺」「朱雀門」「奈良町」「奈良公園・春日野」「若草山」「明日香・棚田」など・・・。
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▲若草山・・・確か、最後のほうのシーンだったかなぁ。
突拍子もないことが、何故か全くのデタラメとも思われないところが、面白い。
メスの鹿が図太い男声で・・・マイカーならぬマイ鹿も・・・・。
主人公・小川先生(玉木宏)の顔が鹿に見えてくるから不思議です。
スケールの大きさ、緻密な構成、ユーモアが時々あって、軽快なテンポ・・・。ついついストーリーに引き込まれ、主人公を応援している自分に気づきます。
納得したり、感心したり・・・5枚のDVDも、あっという間に観てしまいました。
また、『本』といえば、読みたいと思って買ってきたのが今話題の、『1Q84 book1.book2』(村上春樹著・新潮社)。
200万部も売れていると聞けば・・・乗り遅れまいとする浅はかな私です。
仏教を分かり易く一般向けに説かれている、『弘法大師・空海のことば』(大栗道榮和尚著(高野山真言宗傳燈大阿闍梨(僧侶の先生)・すずき出版)・・・ついに、仏の世界に・・・では決してございません。boo○offで見つけたもので読みやすいため・・・としておきましょう。
『あと1パーセントからの心』(経営者・心理学講師 炭谷剛著 文芸社)。タイトルも面白いし、身近な人が著者のため、人となりが分かって・・・ということで。
『遊行の門』(五木寛之著)は、好きな五木文学で、タイトルにつられて・・・またしても買ってしまった・・・などなど。
まだ、ツン読状態・・・です。
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▲菜園のブラックベリー、今年は1粒だけ・・・なんと寂しいことよ・・・。
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