連日の雨・・・鬱陶しいですね。
久しぶりの雨上がり・・・・カメラを提げて廻ります。
野山には、まだまだ私の知らない名前の花たちが迎えてくれます。
そんなひとつ、この白い花。去年から今年にかけて一気に大きくなって、甘い香りを漂よわせています。
確か、去年の秋、南天のような真っ赤な実がついていた記憶があるのですが・・・・・。
図鑑を調べたが・・・どうも分からない。
「アオハダ」「ミズキ」?・・・いや葉っぱが違う。「ナナミノキ」?・・・・これも葉っぱが違う。「オオミヤマガマズミ」? 「カマツカ」?・・・・これらも違う。
「ヒメモチ」?・・・花が違う。
葉っぱは「モチノキ科」か、「モクセイ科」で、肉厚で艶があり、少しだけギザギザがある。葉裏に起毛なし。
とりあえず一番似ている「カナメモチ」にしておこう。
近くで庭木として見かけた・・・とは、言われているのですが・・・。
どなたか、ご存知の方・・・お教えください。
▲「カナメモチ」の木・・・なのでしょうか? 甘い香りに誘われて、ミツバチたちが集ってきています。
※ 児玉さんに教えて貰いました。間違いなく『カナメモチ』! 児玉さんありがとうございました。
また、メールで 風香さんにも、教えて貰いました。さすが、鏡さんのことについては・・・詳しい!
途中、真っ赤なイチゴを見つけました。
以前、ブログ友の児玉さんに教えて貰った「ヤブヘビイチゴ」『クサイチゴ』です。
直径1.5cm。艶があって・・・美味しそう!。
▲頬張りたくなる・・・美味しそうなイチゴです。
児玉さんによると、このクサイチゴは美味しいとか・・・。早速、食べてみることにします。
今年は、もう咲いているだろうか・・・確か、田植えが始まる頃に咲くはずだが・・・。
と、訪ねると、ちょうど満開! 見頃を迎えていました。
まるで、枝に雪が積もったように真っ白に・・・。
この木の名前は、モクセイ科、ヒトツバタゴ。別名、ナンジャモンジャ。
▲宇陀市榛原区山路の民家の庭に咲く「なんじゃもんじゃ」。もう少し早ければ、もっと真っ白だったでしょうね。
▲遠くから眺めると、雪が積もっているように見えます。
▲この一枝だけが、手の届くところに咲いていた。花びらは、細くて軟らかい・・・。
白い花・・・と言えば、我が庭にも、ありました。
ヤマボウシです。
今年は、鉢植えの斑入り・ヤマボウシが一輪だけ咲いてくれました。3年に一度・・・咲いてくれます。気まぐれ屋さんです。
▲斑入りのヤマボウシ・・・今年は、一輪だけ・・・。3年振り・・・よくぞ咲いてくれました。
普通のヤマボウシは、去年、思い切って刈り込んで貰いましたので・・・心配していたのですが、「くノ一」にならず、まともな手裏剣になってくれました。
▲今年は、元気が良さそうです。
やまぼうし連合の皆さん・・・今年の手裏剣は使えそうですヨ!
最近、何かとドタバタしております。
体調は回復しつつあり・・・明日、もう一度、診察を受けてきます。
更新もせず、皆さんのところに伺うこともせず・・・申し訳けございません。
最近、アルコールを補給していないため・・・どうもエンジンの調子がイマイチで・・・。
明日、解禁してもいいか・・・ドクターにコッソリ聞くことにしております。
昨日、大神神社(三輪明神)に立ち寄ったとき、社務所近くにある駐車場横の山裾にいくつかの「銀竜草(ぎんりょうそう)」という珍しい腐生植物を見た。
また、「くすり道」を通り、狭井神社に向う参道の山裾にも、いくつか見られた。
別名は「ユウレイタケ」と言われ、半透明の姿は・・・まさに「ユウレイ」。
腐生植物とは、種子植物の内で、植物体に光合成で自活する能力がなく、菌類と共生して栄養素を得て生活するものを指して呼ぶ言葉である。
森林の林床に生え、周囲の樹木と外菌根を形成して共生するベニタケ属の菌類とモノトロポイド菌根を形成し、そこから栄養を得て生活する。つまり、直接的にはベニタケ属菌類に寄生し、究極的にはベニタケ属菌類と共生する樹木が光合成により作り出している有機物を、菌経由で得て生活している。
地下に短い地下茎と太く絡まりあった根から成る塊があり、花が咲く以外にはその姿は地上では見られない。4~8月ごろに地下から花茎を伸ばし、最大約15cmほどまで伸びる。
花茎は多数が集まって出て、色素はなく全体が透けた白色。茎には鱗片状の葉を多数つけるが、これも透明感のある白である。
花は横からややうつむきに咲き、全体は円筒形。先端がやや広がる。(Wikipediaより)
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▲「ユウレイ?」のようで・・・。
▲しっかりと表示されていました。
▲大神神社の「笹ゆり」は、まだ蕾です。咲くのは、もう少しです。
▲遠くに見えるはずの二上山は・・・靄の中・・・。
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知人から「エビネ蘭とツツジが綺麗な処があるよ!」と、教えて貰った。
そこは、標高450mの金剛山中腹の高天彦神社の隣にあって、個人で所有・管理されている「高天山草園」。
約14年前から私有地の1万㎡を整備され、樹齢50年ほどの杉と桧の下に約200種類の山野草を植えられ、季節ごとに色んな花が楽しめるよう一般に開放されています。
入山料は園の入口で各自、200円を投入する仕組み。
一歩、園に入ると目の前には樹齢約50年の杉の木や桧の木立が・・・枝の無い真っ直ぐな姿勢を連ねています。
無垢の材を育てておられるでしょう。
その下には、何種類かの黄色のエビネ蘭がジュウタンを敷き詰めたように、植わっています。
一角には、ピンクや赤の色の満開のシャクナゲが、アクセントをつけています。
エビネ蘭は、今までホームセンターや植物園で鉢植えで見かけたが・・・自然の中で咲いている蘭の花を見るのは始めてです。
思わず「綺麗!」と、言うほど。
あたり一面に、蘭の花の甘い香りが漂っています。また、ある一角では、スズランの香りも・・・。
更に、隣の山では、今が見頃の赤・白・ピンク・紫のツツジの花が、杉木立の中で彩りを放っています。もちろん、その根元には、エビネ蘭の黄色やエンジ色が・・・。
これが、高台から眺められ・・・まるで、絵画の世界では・・・と思うほど・・・・。暫らく、ベンチに腰掛けて・・・堪能しました。
エビネ蘭に混じって、タイツリソウ、オダマキ、スズラン、ウラシマソウ、マムシグサ、ホソバテンナンショウ、白雪ゲシなどの花が咲いています。
何と、この植林されているところは、2002年度に奈良県森林保育コンクールで知事賞を受賞したというから、頷けます。
手入れの行き届いた山・・・その中で育つ・・・花たち・・・。
木々や山野草を配置・配色された心憎い演出は、見事です。
更に、奥の山には、緑色の葉っぱが続きます。アジサイ園になっているようです。もうすぐ、色んな色のアジサイが観れるのでは・・・と思われます。
持ち主の森村さんに聞くと、「今年は10日ほど開花が遅れて・・・今がちょうど見頃です。例年なら5月のGWなのですが・・・。どうぞ、皆さんにPRしてください。」
ということなので・・・・・
御所市高天・・・「高天山草園」・・・・・森村さん・・・・電話0745-66-0146
駐車場も10台ほどのスペースはあります。
では・・・エビネ蘭とツツジの世界に・・・どうぞ。
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昨日は、長岳寺のあと欲張って、宇陀市の鳥見山公園のツツジを見に行ってきた。
数千本のツツジは、ちょうど見頃。
この公園は、春のツツジ、秋の紅葉が見モノで、毎年訪ねるところです。
鳥見山(標高735m)の頂上近くにあって、勾玉池を中心とする高原の自然公園で、ちょうど満開のツツジが見られます。
展望台からは眼下に大和盆地、宇陀地域の山々を一望でき、眺めは絶景で、霧がかかったところを狙って多くのカメラマンが来るところです。
▲勾玉池の周りは、早咲きのツツジは、少し満開を過ぎていたが・・・。
▲あまりにも広すぎて・・・どのように撮ればいいのか・・・難しい。
▲ツツジには色んな色があるのですねぇ。
▲同じ種類・色のツツジでも、日陰になれば優しい色になってます。
▲このような休憩所がアチコチにあります。弁当食べるのもよし・・・シートを敷いて寝転がるのも良し。
▲展望台からの眺めです。これは榛原区方面でしょうか?
▲毎年、この大きな花束を見るのが楽しみで・・・。