▲今日の箸墓古墳。古墳の周りには誰も居ません。後ろに見えるのは三輪山です。
宮内庁は女王・卑弥呼の墓といわれている箸墓古墳に日本考古学協会などの立ち入りを許可した。
また、3世紀後半~4世紀初めの大王墓とされる天理市の西殿塚古墳への立ち入りも併せて許可し、その模様はNHK・TVなどで紹介された。
箸墓古墳は全長約280メートルの前方後円墳。3世紀中ごろ~後半の築造とみられ、卑弥呼のほか、後継者の台与(とよ)の墓ともいわれているが、いままで墳丘の発掘調査は行われておらず、今回、古墳の裾を巡って調査し、見えている葺き石や土器などが収集され、これからの調査・分析に期待される。
「前方部と後円部の接続状況や平坦部の長さなど、箸墓古墳の規格を実感できた。ふき石は年代研究に役立つ資料。築造時期に極めて近い土器もあり、箸墓古墳に邪馬台国と深く関わる情報が含まれるのは確か」と調査員の話も聞かれた。
▲4層になっているのはレーザー光線による調査で既にわかっていたが・・・・・・。
▲土器も見つかって・・・。
▲葺き石の材質も確認出来て・・・。
▲卑弥呼の墓なのだろうか? これからの調査に期待されます。
20日のNHK・TVを撮ってみました。