玉列のつらつら椿

万葉歌人が歌垣をなした海柘榴市（つばいち）にほど近い、桜井市慈恩寺にある玉列（たまつら）神社の椿を訪ねてきました。

万葉の時代から境内には数々の椿が咲き誇っていたと伝えられ、『玉列のつらつら椿』とも・・・・そして江戸時代までは「玉椿大明神」とも言われ、大神神社の「境外摂社」となっています。

平成10年秋、奈良県を襲った台風7号で、境内樹木が倒れたため、これを機に、玉椿大明神の往時の姿を復興するため、椿の植栽・育成と景観整備が始められました。
その後育成が進み、今では200種500本の椿が咲いています。

昨日は「椿まつり」が催されたようで、祭典では巫女が優雅に舞い、参拝者には煮麺や椿まんじゅうが振舞われたとか・・・。

毎年、訪ねるのは3月始め頃。ちょっと遅かったようで・・・それでも、満開の椿と散り花を眺めてきました。


▲昨日、「椿まつり」が行われたようで・・・。来年は必ず来よう・・・。

▲例年は3月始めに訪ねるのだが・・今年はちょつと出遅れた。

▲この椿はちょうど見頃。

▲200種・・・と案内されているが・・・咲いていない種類もあって・・・。

咲き比べ・・・御寺の春

今日も一日、長谷寺におりました。
朝からは少し寒かったものの、昼ごろからは陽ざしも強まり、ソメイヨシノの蕾も一層膨らんだようです。

陽ざしを浴びたサンシュユの黄色い花も満開の河津桜も散り始めた紅梅も・・・美しく輝いています。

またまた、長谷寺の花たちを懲りずに撮り続けております。




▲　この額縁の紅梅・・・綺麗です。


▲枝垂れ桜も咲き始めました。あと、2.3日で見頃を迎えます。


▲本堂の寒緋桜は・・・いよいよ咲き始めました。他の桜が早く咲き始めましたから例年より遅いように感じます。


▲ハクモクレンも蕾が膨らんできました。今朝見た時よりひと回り大きくなったようです。

明日香の春

本日2つ目の春の紹介です。

明日香の里を訪ねました。


▲石舞台近くの紅梅は満開です。（上戸＜じょうご＞にて）


▲稲渕（いなぶち）のヒメコブシも見頃を迎えました。


▲八釣（やつり）のサンシュユも見頃です。

▲畝傍山と二上山が臨めます。

お彼岸の長谷寺

昨日は春彼岸の中日（ちゅうにち）。
長谷寺での彼岸中日法要にお参りしてきました。
しばし境内の花たちを眺めてきました。

ところで、お寺への「賽銭」とは、『自分の欲を捨てるためのもの』だとか・・・。
ふむふむ・・・


▲仁王門から回廊・・・そして本堂を臨みました。

▲左奥に本堂が見えます。

▲「太郎冠者」という椿です。

▲仁王門の軒をかすめて・・・遠くには与喜山が・・・。

 

春爛漫・・・土筆つくつく桜、椿咲き、白鷺舞う

デジカメ持ってウロチョロしてきました。


▲こんな雑草の中でも・・・ツクシは生えてます。逞しいですね。

▲三輪・恵比寿神社の境内には、見事な椿が満開です。

▲大きな花弁・・・なんと言う品種なんだろう。

▲清楚な白もいいですね。

▲これは河津桜だろうか。一気に満開です。その向こうには白鷺が・・・。もう少し、撮りたかったのだが・・・飛んで行っちまった。

▲川辺の菜の花も咲き始めました。

たわいない春の一日でした。