スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

記録的短時間大雨情報

2017-09-12 17:55:37 | 大和・飛鳥・宇陀・吉野の里散歩
今朝、5時51分。メールの音に起こされる。

桜井市役所から「大雨注意報発令」を知らせるメールです。
その後も、次々とメールが届く。

いゃ~~ 一日にこんなに緊急メールを受け取るとは・・・ビックリです。

そして「記録的短時間大雨情報発令」が10分も経たない間に2回も出るとは・・・。

かなりの大雨で、我が家の裏の小川を覗くと、怖いほどの勢いだ。
このまま降り続くと、大変だなぁと、思っていたが・・・次第に小降りとなってホッとした。

おかげさまで、我が家は、被害なし。

雨が止んだため、わが地区と隣の地区辺りまで、車で見て回ってきた。
粟原川もかなり増水したようで、川縁に建つ民家裏すれすれまで水位があがっていた形跡がある。
川の浚渫工事が急がれるのは、このためだ。怖い怖い。

他にも、街中を流れる用水路は、流れて来たゴミなどで排水路が詰まり、溢れて
車庫や物置などに浸水しているところもあった。
日ごろからゴミを拾い、清掃しておくことが大切なのだと・・・痛感する。

ただ、これ以上の雨が降ると、今日の雨で地盤が緩んでいるため、もともと危険地域指定箇所などは
ガケ崩れなどの被害が出るのではないかと、心配だ。

深夜にも再び雨が降るとか・・・そして、台風18号も急に進路を変えて日本列島に
向かってくるとか・・・。



<桜井市からの緊急メール受信>

AM5:51 大雨注意報発令

AM7:08 大雨警報発令に格上げ

AM7:12 記録的短時間大雨情報発令
     (田原本町付近で120mm、広陵町付近で110mm)

AM7:16 洪水警報発令 (大雨警報、洪水警報、雷注意報)

AM7:19 記録的短時間大雨情報発令
     (桜井市付近で約100mm 天理市付近で約120mm)

AM7:29 記録的短時間大雨情報発令
     (桜井市付近で約120mm、橿原市付近で約120mm、大和高田市付近で約120mm)

AM8:00 記録的短時間大雨情報発令 (明日香村付近で約100mm)

AM8:03 桜井市に土砂災害警戒情報発表

AM8:15 避難勧告発令
     (大和川水域の黒崎観測所において氾濫危険水位を超えたため)
     ※ 対象地域には該当しなかったが、すぐ隣の地区など9地区が避難所へ。

AM11:05 土砂災害警戒情報解除

AM11:32 大雨注意報発表、洪水注意報発表 (大雨・洪水警報解除)

AM11:30 避難勧告解除 避難所も閉鎖

PM14:58 洪水注意報解除
     ・大雨注意報 、雷注意報
     ・土砂災害 12日夕方まで  雷注意 12日夕方まで

PM17:14 大雨注意報解除
     ・雷注意報 12日夜のはじめ頃まで注意。 突風に注意


この大雨の状況は、TV画面のテロップで逐一知らされたため、心配した
親戚などから電話を貰った。



大雨の中、黄色彼岸花が咲き始めました。



ぶらり宇陀路

2017-09-09 09:34:56 | 大和・飛鳥・宇陀・吉野の里散歩
前夜の雨で雲海が見られると思って、宇陀路を徘徊する。
午前3時頃に一度目覚め、気になって寝付けなくなると・・・
カミさんに気付かれぬようコッソリ出掛ける。

まずは、「鳥見山」に向かう。
山の麓に霧が出ており、これは期待できそう・・・と登る。
ところが急坂途中の展望所に着くと周りは真っ白。まったく視界ゼロ。
諦めてUターン。

で、次に向かったのは「宮奥ダム」。
ところが霧もなければ焼けもない。高見山は濃い雲の中。
乾いた風が強くて、霧がでても消されているようだ。

日の出時刻の5時半頃まで粘ってみたが・・・カメラも出さず終い。
同じ思いのカメラマン氏も5.6人。立ち寄ってはみたものの帰られていった。

これじゃダメだと、「本郷」のいつもの場所へ。
こちらも、変化なし。2.3枚撮って諦める。

帰る途中、「又兵衛桜」の手前の水田で、シラサギが朝食中。
飛び逃げないうちに1枚。

急変することで有名な「安田の里」にも立ち寄った。
もしものことを期待したのだが・・・やはりダメ。

帰路、女寄(みより)峠は、霧で真っ白。
霧の中に佇む、「粟原(おおばら)の里」を撮ろうと思ったが・・・
カメラを構えた時既に遅し・・・強い風ですっかり無くなっていた。

4時間ばかりの早朝の徘徊。
やはり、「湿度」と「霧」と「風」を読まなければ無駄足になることを学ぶ。
でも、その現地に居なければ分からないこともある。
ヘタな鉄砲も数打ちゃ当たる!
懲りずに続けよう。

秋の気配が強まってきた昨今。
こころ踊る忙しい季節の到来間近です。



▲本郷。9/8撮影。


▲本郷の「又兵衛桜」にてシラサギ朝食中。


▲安田の里。


▲女寄峠からの粟原の里。


▲粟原の里。


おまけ




▲桜井市浄水場前の棚田。9/6撮影。


▲玉立橋の棚田。9/6撮影。







雨の茶畑と稲田

2017-09-06 20:36:57 | 奈良・山之辺・山添の里
小雨が降る中、山辺郡山添村の茶畑を訪ねた。

雨に濡れた茶葉は、緑色がひときわ綺麗です。
視界に入る優しい緑色は、疲れ気味の目の保養と栄養を得るには十分でした。


黄色くなった田圃では、稲刈りも始まっていて、コンバインでの刈取り・脱穀が多い中、
自然乾燥の「稲架け」とか「ハザカケ」と言われる光景も見られます。
あえて、手間暇かけて、美味しいコメ作りをされる農家さんの心意気が窺えます。


では・・・緑色の世界にどうぞ・・・。








▲水滴がついてます。










▲一本杉のある茶畑。


▲「稲架け」の光景も見られました。柵が設けられているため、ベストポジションから撮れません。




この後、鍋倉渓に向かいました。
大小の黒色の岩々が幅25m、 長さ650mにわたり、まるで溶岩の流れのような景観を造りだしています。








若草山山頂と鹿たち

2017-09-05 08:50:04 | 奈良・山之辺・山添の里
近鉄百貨店・奈良店に用事があって出掛け、その帰りに若草山山頂まで登ってきた。

高円山コースと奈良奥山コースには何度か登ったが、新若草山コースは初めてだ。

その後の予定もあって、山頂での滞在は、わずか20分ほど。

頂上に鹿たちが居るか不安だったが・・・なんと、それまで居なかった一団が、下からゾロゾロと登ってきた。

カメラマン慣れしているのか、レンズを向けても驚きはしない。

餌の催促もしない。カメラマンは餌をくれないと認識しているようだ。



それにしても、山頂では、洋装のウエディング姿や和装のカップルが、プロカメラマンに写真を撮られている。

駐車場から山頂に向かう林の中でもポーズをつけて撮影している。

カメラマンからは、中国語らしい言葉でポーズの指示が聞こえる。アシスタントらしき人が、鹿の呼び寄せに走り回っている。

奈良市街を眼下に、新郎新婦というかカップルが、鹿と戯れるところを撮るようだ。

それらのいずれのカップルの周りには、家族らしい人や友人たちの姿はない。

カップルだけの記念写真なのだろうか。わずかの時間の間に6組と出会った。

どうも、この場所は記念写真を撮るには、ベストスポットなのだろう。


大和平野と奈良市街を眼下に、生駒・金剛・葛城山が連なる。

沈む夕陽に鹿たちのシルエット・・・そんな光景を想像しながら、後ろ髪をひかれる思いで下山した。

日を改めて撮りに来たいところだ。




▲大和平野が一望できる。


▲眼下には奈良市街が・・・。芝の新芽は御馳走なのだ。振り向きもせずモクモクと・・・食事中。


▲やっと目を合わせてくれました。


▲暑さしのぎは、木陰が一番!






▲林の中にいた。お尻の白さが可愛い。


▲桜の咲く頃は綺麗だろうな。


▲大仏池。空の映り込みが綺麗だ。