知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

畳上げ

2009年08月06日 | Weblog
例年恒例の「畳上げ」がありました。

いわゆる、年に一度 いい天気の日に各居室の畳を虫干しするのですが、施設の畳も古いものならば、畳自体が重くて、一旦外へ出すのに、一苦労です。


午前中の3時間ほど虫干し状態にしておくのですが、その間は利用者の方は主に外へ作業に出ています。ところが、昼休みは各居室や娯楽室に畳がなく、(一応座れるようにシートは敷いていますが)1時間の間過ごす空間が少なくなります。ちょっと我慢ですね。


さて、昼からは利用者の方や職員総出で、畳を入れます。


やっぱり重い・・・・

利用者の方に畳をパンパンとはたいてもらい、埃を取り、居室に入れた後は、今度は畳を雑巾がけします。また居室の荷物も入れなおします。(これは利用者の方が、自分で行われます)

畳のない居室は、バルサンをたいて密封しておきます。


結構、ムシが死んでいました。(バルサンってすごい!)


さあー掃除もして綺麗になった居室ですが、埃の匂いやバルサンの匂いやもろもろ・・・  終わった後は、しばらくは居室へ入らずに、みんなで入浴しました。



職員からは、「全部フロアにしたら、畳上げも必要なくなるよ」とか言う人もいましたが、ここは日本人・・・やはり畳部屋っていいですよね。

それにフロアにしたら、直接下に寝られないので、みなさんベッドが必要になります。中には、ベッドは無理な方もいて、フロアの部屋にわざわざ畳を入れた部屋もありました。


最近の家も、結構フロアの部屋が増えているようですね。


それでも、やっぱり畳は残したいですね。

(まあ、年に1度くらいは、畳上げもしかたないね)





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