バッド・ワールド・ツアーの最終公演 （ロス・アンジェルス）1998/1/16～27

1989年1月16～18、26日～27日
アメリカ・ツアーの最終公演となる第3部を開始。
ロス・アンジェルスのスポーツ・アリーナで5回のコンサートを開き、満員の8万6882人の観客を集める。
このロス・アンジェルス公演の中では、グレゴリー・ペック、バーブラ・ストライサンド、シルヴェスター・スタローン、シドニー・ポワチエ、エリザベス・テイラー、ホイットニー・ビューストン、ベリー・ゴーディー、ショーン・レノン、ヨーコ・オノ、母キャサリン、父ジョー、妹ジャネット、姉リビーといった有名人が姿を見せる。親友のライザ・ミネリは5日間すべてに顔を出した。
　この公演はマイケルの病気のためにキャンセルされた11月公演の変更日程であった。このロス・アンジェルス公演のうち、1日分の収益金がアメリカ最大の非営利児童虐待防止機関である、「チャイルド・ヘルプUSA」に寄付された。マイケルの協力を称えて、チャイルド・ヘルプUSAは南カリフォルニアにマイケル・ジャクソン児童虐待研究国際協会を設立した。

1月27日
"さよならコンサート"と発表された、123回目にして最後のコンサート。
ロス・アンジェルスのスポーツ・アリーナで両手を宙に突き上げ、天空を見上げバッド・ツアーを終える。

アメリカ・ツアー第3部では約25万人のアメリカ人に向かって歌った。
マイケルが16ヶ月かけ、15カ国をまわった史上最大のバッド・ワールド・ツアーでの総観客数は440万人を数えた。マイケルのバッド・ワールド・ツアー　1987-1989は1億2500万ドルを売り上げ、これはコンサート・ツアー史上最高の総売上げを記録。これは、かつていかなるエンターテイナーも1回のツアーでなし得たことがない記録だ。

訪れた多くの土地で、マイケルは、彼個人のゲストとして無力な子供たちや恵まれない子供たちをコンサートに招待し、病院、孤児院を訪れ、様々なチャリティーに寄付を続けた。
＜マイケル・ジャクソン全記録 1958-2009より抜粋＞

Michael Jackson - Billie Jean Los Angeles 1989 Bad tour



Cérémonie + Billie Jean Los Angeles 1989 (Extrait)


Set List

1.　"Wanna Be Startin' Somethin'"
2.　"This Place Hotel"
3.　"Another Part of Me"
4.　"I Just Can't Stop Loving You" (Duet with backup vocalist Siedah Garrett)
5.　"She's out of My Life"
6.　The Jackson 5 Medley ("I Want You Back", "The Love You Save"
"I'll Be There")
7.　"Rock with You"
8.　"Human Nature"
9.　"Smooth Criminal"
10.　"Dirty Diana"
11.　"Thriller"
12.　"Bad Groove"
13.　"Workin' Day and Night"
14.　"Beat It"
15.　"Billie Jean"
16.　"Bad"
Encore.　"The Way You Make Me Feel"
Encore.　"Man in the Mirror"