ネルソン・マンデラに大統領公邸で会う 1996/7/20

1996年7月20日
マイケル、ネルソン・マンデラのことを歌った楽曲を作っていると発表。
「今、ある曲を作っています。昨晩も作っていました」。プレトリアにある大統領公邸を表敬訪問後、記者団に語った。
「素晴らしき、愛すべき男。僕はネルソン・マンデラが大好きです」とマイケルは話し、
クリーム色のパラソルでアフリカの太陽から身を隠しながら、南アフリカに住みたいと言明。
すでに家探しを始めていると明かした。
「僕はここで人生の貴重な時間を過ごすことができた。とても楽しく、もう帰りたくない。
家を買いたい。残る生涯をここですごしたい」。

　マイケルは当初、カメラマンからの「傘なしでポーズを取ってくれ」というリクエストに対し、
「太陽光アレルギーなんだ」と拒否していた。
それでも、後に満面の笑みだマンデラを抱擁する時には、傘なしのポーズに応じた。
マンデラは「マイケルが今この国にいること以外、他に何も言うことはない。
彼は本当に好意の気持ちで表敬訪問してくれただけなんだ。彼は芸術、音楽に素晴らしい貢献をしている。
彼が我々の国にいることは最高に幸せだ」と喜びを語った。
　二人が家の中から多くのメディアが集まっていたパティオに出る時、マンデラはマイケルに振り向き、冗談を言った。
「私には誰が世界のリーダーかわかった。私は今までこれほど多くのジャーナリストを見た事がない。
いかにあなたが人気があるかの証明だ」。
＜マイケル・ジャクソン全記録 1958-2009より抜粋＞

Michael Jackson Meets Nelson Mandela 1996