いきなり模型ブログに相応しくないタイトルだが、当工房には深刻な影響がある。
英国赴任直前に、国民投票で大番狂わせな結果が出てしまい、仕事の方はさておき、英国に前回駐在時のポンド預金を置いてある小生としては、開票日にポンド相場が目の前で暴落するのを見て、OTZ 。
今度もポンドで給料を貰っているので、帰国する時に相場がどうなっているかが、老後の資金にダイレクトに影響するのだが、今週末に新首相のおばさんが要らん事を言ってくれたお蔭で、またしても暴落 OTZ 。
今後どこまで落ちるか想像できないポンドをちまちま貯め込んでいても空しいだけなので、ポンドは英国で使ってしまえ、こうなったら爆買いしてやる、と決意。早速隣街で開催された模型フェアに突入。
フェア会場は国立鉄道博物館の汁丼分館。例によって蒸機列車の体験乗車をしているが、乗客を客車ではなく車掌車に乗せてしまうところが英国流。どこぞのバラック客車よりは、こっちの方が価値はある。
館内は、展示車両の前に模型店の出店や地元クラブのレイアウトが店開き。工場地帯モジュールにはリアルな鋼滓車が。
何故かプラレール。英国にも愛好者がいるらしい。
爆買いしてやる!と意気込んで来たが、英国型で欲しい車両は一通り入手済なので、目ぼしいものは無い。それでも折角なので、OOのプルマン客車を数両購入。これには理由があるが、また後日。この客車、標準装備でテーブルのスタンドが点灯する。2個のLEDから光ファイバで導光し、ほんのり光る。 他に工具店で接着剤とか購入。ヤスリとかは充実していたが、残念ながらタップは無かった。
【模型工房から】
数ヶ月前に、出張の合間に汁丼を訪問したことを書いたが、その際ミュージアムショップでDelticのOO模型をしげしげと眺め、結局買わずに帰った。Delticも曰くありの機関車で惹かれるものがあるが、それよりDelticの隣に飾ってあったClass 40の方が気になった。英国国鉄DL全盛期の車両で、1C-C1の堂々としたスタイルに心を動かされたが、仕事で煮詰まっていた時期で物欲スイッチが入らず、結局買わずに退散。
仕事の区切りが付いた後で、やっぱり気になり、結局ebayで中古を落札。安値出品されていたので予想はしていたが、屋根が割れて手荒く補修してあった。当工房で改めて補修中。写真は補修途上で、ガラスパーツも外して研磨中。
フォトチャンネルに先週訪問した保存鉄道の写真をアップしました。