結局買ってしまった。
映画「オリエント急行殺人事件」に登場した、仏EST鉄道の241型蒸機 (後のSNCF 241A型)の1両が、大戦中に旧東独領内に取り残され、DRが接収。戦後、DRの微粉炭燃焼システム試験機に選ばれ、石炭粉砕プラントを搭載した試作テンダを連結した姿。やたら背が高いテンダが特徴的。仏国流の繊細な制御機構を備えたエンジンが、新システムの性能試験に好都合だったのだろう。
模型はMärklin - Trixの高級路線で、DCC+発煙サウンド標準装備。241A型も発売されたが、限定生産で既に完売。08の方もいつもの模型屋に在庫が無かったので。初めてLippeから購入。
後部台枠が従輪のため切り欠かれているが、切り欠きの無い交換パーツも付属。実機は既に解体されたが、そこは模型なので、オリ急とかの重量急行列車を牽引させたい。